User manual - E-503
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注意
• ACアダプタを接続しても、メイン電池を装着していないと、本機を動作させること
ができません。
• ACアダプタを長時間ご使用になると、アダプタ本体が若干熱を持ちますが、故障で
はありません。
• 本機を長時間ご使用にならないときは、ACアダプタをコンセントから抜いてくださ
い。
• ACアダプタは屋内でのみご使用ください。
• 本機をクレードルにセットしたときは、電池の消耗を防ぐためACアダプタをクレー
ドルに差してご使用ください。
赤外線通信について
本機は赤外線ポートを備えているため、本機どうしや、他の赤外線通信が可能な機器との間
で、赤外線通信によるデータの転送を行うことが可能です。
通信を行うときは、本機の赤外線ポートと、通信相手の機器の赤外線ポートがまっすぐに向
き合うようにしてください。また、赤外線ポート間の距離は、30cm以内にしてください。
赤外線通信については、「パームサイズPCユーザーズガイド」を参照してください。
本機と他の機器との間で赤外線通信を行う場合、相手側の機器がIrDA1.0の通信規格に適合
しており、かつ本機との通信をサポートしている必要があります。本機と赤外線通信が可能
かどうかについては、相手側の機器のメーカー等にお問い合わせください。
赤外線通信(IrCOMM)については、現在確認されているデバイスはありません。将来の拡張
用として搭載されています。
注意
• 通信中は本機および相手側の機器を動かさないでください。
• 太陽光など強い光やインバータータイプの蛍光灯の下ではご使用になれません。
• 通信する距離、送信/受信の角度、外光の影響、電池の消耗状況などにより、通信
できないことがあります。
• 赤外線ポートにホコリやゴミが付くと、通信エラー等の原因となります。赤外線
ポートが汚れている場合は、乾燥した柔らかい布でふき取ってください。
• AC アダプタの影響を受け赤外線通信がうまくいかない場合があります。そのとき
は AC アダプタを抜いてご使用ください。
コンパクトフラッシュカードを使うには
本機はコンパクトフラッシュType IカードおよびType IIカード(3.3V仕様)に対応していま
す。
コンパクトフラッシュカードの装着(交換)は、次の手順で行ってください。
注意
• カードフタはモデムカードなどの使用のときのため、取り外せるようになっていま
す。
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表面
裏面
• ご使用のカードによって、カードフタは閉まりません。カードフタを外してご利用
ください。このとき、カードフタは適切な場所に保管し、なくさないようにご注意
ください。
• コンパクトフラッシュカードを奥まで差し込めないときは、無理に押し込まないで
ください。破損する場合があります。奥まで差し込めないときは、一度引き抜いて
カードの向きを確かめ、再度挿入してください。
• 本機上で入力中/編集中でまだ保存していないデータがある場合は、以下の作業を
行う前に、本体のRAMに保存しておくことをお勧めします。
• コンパクトフラッシュカードを正しく認識できない場合があります(通常の操作で
ソフトが起動できなくなります)。このような場合は、コンパクトフラッシュカー
ドを再度挿入し、リセットボタンを押してください。
• 使用できるコンパクトフラッシュカードは、3.3V仕様です。5.0Vのみのものは使用
できません。
• 電池が消耗した状態で、動作電流の大きなI/Oカードを使用したとき、いったんOFF
し、その後すぐに再起動する場合があります。
1. 電源がOFFになっているのを確認します。
電源が入っていたら、電源ボタンを押して、必ずOFFにしてください。
2. カードフタの凸部に指をかけ、カードフタを上方にスライドさせ、後ろへ回して開けま
す。
カードロックスイッチを「FREE」の位置へスライドさせます。
3. すでにカードが挿入されている場合は、カードを引き抜きます。
4. 使用したいカードをスロットに差し込みます。
• カードの表側が本機の表側に向くように差し込んでください。向きを間違うと、スロッ
トに奥まで差し込むことはできません。
カードは完全にスロットに入るまで差し込んでください。
まっすぐ最後まで引き出して
から回してください。
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5. カードフタを元に戻して閉めます。
デジタルカメラカードなど、カードのはずれ防止のロック付カードをご使用のときは、
カードロックスイッチを「FREE」の逆方向へスライドし、カードをロックします。
カードフタを取り外すときは
カードフタを途中まで引き上げ、カードフタのフックをケースの切り欠きに合わせてまっす
ぐ後ろに引き抜きます。
カードフタを取り付けるときは
取り外すときの逆の手順で取り付けます。
デジタル携帯電話接続用ケーブル, PHS接続用ケーブルについて
デジタル携帯電話接続用ケーブルや, PHS接続用ケーブルを使って、本機底面のシリアルコ
ネクタとデジタル携帯電話, PHSを接続することにより、本機をインターネットサービスプ
ロバイダや会社のサーバーにダイヤルアップ接続することができます。
デジタル携帯電話接続用ケーブル :JK-510CA
cdmaOneには対応しておりません
PHS接続用ケーブル* :JK-520CA (NTT DoCoMo PHS、アステル対応)
PHS接続用ケーブル* :JK-521CA (DDIポケット対応)
*PIAFS(32Kbps)のみ対応しております。PIAFSに対応したPHSでご利用ください。
接続は以下のように行います。
取り外すときは、解除レバーを押し真っすぐに抜いてください。
無理な力を加えるとフタの
フックが折れる事があります
ので、十分注意してください。
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注意
• ケーブルの接続を行う際は、必ずCASSIOPEIAの電源を切っておいてください。
• 会社などのホストコンピュータやインターネットへの接続を行うための要件、本機
上での各種設定操作などについては、「パームサイズPCユーザーズガイド」を参照し
てください。
• 電波の状態の良好な場所でご使用ください。
サービスエリア内でも電波の状態が悪いと、正しく通信できないことがあります。
また、電波の状態が良好でも、ノイズなどの影響で通信できないことやエラーにな
ることがあります。そのときはもう一度やり直してください。
• 通信中にケーブルを抜いたり、デジタル携帯電話, PHSの電源を切らないでくださ
い。
• デジタル携帯電話どうしのパソコン通信の場合、接続できないことがあります。
• 接続ケーブルの素早い抜き差しはしないでください。素早い抜き差し(約1秒以内)
を行うと通信できなくなることがあります。接続ケーブルを再度接続するときは、
3秒以上間をあけてください。
• 接続ケーブルは、通信が終了したら必ず抜いてください。
• デジタル携帯電話,PHSは必ず各社の認定品をご使用ください。
• お使いのデジタル携帯電話,PHSの取扱説明書もご参照ください。
モデムカードについて
コンパクトフラッシュタイプのモデムカード(JK-710MC56)を使用すると、本機をアナロ
グ電話回線経由で会社のコンピュータにダイヤルアップ接続したり、インターネットに接続
することができます。
モデムカードの使いかたについてくわしくは、モデムカードに付属のマニュアルを参照して
ください。
注意
モデムカードをご利用になる際は、メイン電池の残り容量が十分ある状態で
CASSIOPEIAをご使用ください。通信中に電池がなくなると通信が不安定になった
り、使用中のデータが消えたり、電源が切れることがあります。
デジタルカメラカードについて
コンパクトフラッシュタイプのデジタルカメラカード(JK-710DC)を使用すると、本機を
デジタルカメラとして使用することができ、動画、静止画の録画/再生ができます。
デジタルカメラカードの使いかたについてくわしくは、デジタルカメラカードに付属のマ
ニュアルを参照してください。










