User manual - Windows Embedded CE ソフトウェアマニュアルver.1.06(2012年3月21日)

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レーザフォーカス
隣り合うバーコードの両方にレーザが照射してしまう状態で、バーコードの読み取りを行うと、どのバーコ
ードを読み取ったのかわかりにくいといった場合があります。このような場合、レーザフォーカス機能を有
効にすると、バーコードの読み取り成功時に、読み取ったバーコードをレーザによって指し示し、どのバー
コードを読み取ったのかをユーザーに通知します。
レーザフォーカスはレーザスキャナライブラリを使用して、有効/無効の設定が可能です。コントロールパ
ネルの「スキャナ設定」でも設定できます。
デフォルトは「レーザフォーカス無効」です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザスキャナライブラリ
OBRSetFocus
レーザフォーカスの設定
OBRGetFocus
レーザフォーカスの取得
トリガキー立上げ
トリガキーを電源オン要因に設定しておくと、電源オフしているときにトリガキーを押すと電源をオンするこ
とができます。
この設定で、スキャナを使用しているアプリケーション実行中に電源オフして、トリガキーを押すと、電源オ
ン→バーコード読み取りを、1アクションで行うことができます。
デフォルトは OFF です。
コントロールパネルから設定することはできません。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
システムライブラリ
SysSetBootup
電源 ON 有効/無効の設定
SysGetBootup
電源 ON 有効/無効の取得
トリガキー指定
本体前面の、上下左右カーソルキー/サイドトリガキー/センタートリガーを、トリガキーとして設定することが
可能です。
デフォルトは、サイドトリガキーおよびセンタートリガキーのみ有効です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザスキャナライブラリ
OBRSetScanningKey
読み取り開始キーの設定
OBRGetScanningKey
読み取り開始キーの取得