User manual - Windows Embedded CE ソフトウェアマニュアルver.1.06(2012年3月21日)

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2.1.7 リセット処理
基本動作
Windows Embedded CE ( OAL )におけるブートローダの役割は、ハードウェアを初期化して Windows
Embedded CE を起動することですが、ハンディーターミナルでは下図のように、各種初期化処理や OS
新の起動等特殊なキー操作により実行できます。
DT-X8ではいくつかのリセット方法及びOS などの機能更新するための特殊機能があるのでそれについて、
以下に説明します。
ソフトリセット処理
リセットボタンの押下した際の処理です。プログラムメモリを初期化します。
フルリセット処理
Fn キー」と「CLRキー」を押しながらリセットボタンを 1 秒以上押していると RootDisk 初期化の確認画面
を表示します。確認は 2 回行い、それぞれ R トリガキーで実行、L トリガキーでキャンセルします。(レジスト
リは消去されます。)
フルリセットでは、RootDisk のフォーマットと RAM を初期化してから OS を再ロードし、自動復旧を設定し
ていれば、バックアップポイントまで復元できます。
ユーザディスククリア処理
Fn キー」と「CLRキー」と「.(ピリオド)キー」を押しながらリセットボタンを 1 秒以上押しているとメモリ初期
化の確認画面を表示します。確認は 2 回行い、それぞれ R トリガキーで実行、L トリガキーでキャンセルし
ます。(レジストリは消去されます。)
DSKClean でも同様な処理を行うことができます。
ユーザディスククリアでは、RootDisk FlashDisk のフォーマットと RAM を初期化してから OS を再ロード
し、工場出荷状態になります。