User manual - Windows Embedded CE ソフトウェアマニュアルver.1.06(2012年3月21日)
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3.14 ネットワークとダイヤルアップ接続
ダイヤルアップや LAN を使用した接続を設定します。
以下の種類の接続を作成することが可能です。
表 3-1
種類 説明
ダイアルアップ接続 電話回線や ISDN 回線を通してネットワークの接続を確立します。
ケーブル接続 本体をケーブル(IrDA,Bluetooth を含む)で接続しネットワークの接続を確立
します。
仮想プライベートネットワ
ーク(PPTP)
Microsoft 社によって提案された暗号通信のためのプロトコルです。2 台のコ
ンピュータの間で情報を暗号化して送受信するので、インターネットを通じて
安全に情報をやり取りできます。
仮想プライベートネットワ
ーク(L2TP)
インターネットなどの公衆回線網上に仮想的にトンネルを生成し、そこを通じ
て PPP 接続を確立することにより、VPN を構築するためのプロトコルです。
OSI 基本参照モデルの第 2 層(データリンク層)のプロトコルで、IP ネットワー
クだけでなくフレームリレー、ATM など様々な経路を通じて利用することがで
きます。
PPPoE
(PPP over Ethernet)
電話回線や ISDN 回線などの発呼を要する PPP を LAN などの”常時接続”
の環境でも利用できるようにします。
図 3-36
新しい接続を選択してエンターキーを押下するか、スタイラスでダブルクリックすることで、新しい接続の作
成画面を表示します。また、既に作成している接続を選択してエンターキーを押下するか、スタイラスでダ
ブルクリックすることで、接続設定画面を表示します。