User manual - Windows Embedded CE ファーストステップガイドver.1.05a(2012年4月10日)

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8.3 システムライブラリを使用したプログラミング(C++)
ここでは、LED 5 秒間だけ赤く点滅させるコンソールアプリケーションを、C++言語で作成します。
Visual Studio 2008 / Visual Studio 2005 での注意事項
プロジェクトを作成する前に、システムライブラリのインストールフォルダが、Visual Studio に登録されてい
ることを確認してください。確認および追加手順は以下のとおりです。
1. ツール]→[オプション…]で、「オプション」画面を開きます
2. プロジェクトおよびソリューション]→[VC++ ディレクトリ]を選択します。
3. プラットフォーム」で「DT-X8 (ARMV4I)」を選択します。
4. デレクトリを表示するプロジェクト」で、「インクルードファイル」を選択します。
5. 登録されていなければ、「C:¥Program Files¥CASIO¥MBSYS¥include」を追加します。
6. デレクトリを表示するプロジェクト」で、「ライブラリファイル」を選択します。
7. 登録されていなければ、「C:¥Program Files¥CASIO¥MBSYS¥lib¥ARMV4I」を追加します。
8. OK]をクリックして、「オプション」画面を閉じます。
プロジェクトの作成手順は以下のとおりです。
1. Visual Studio2008 または Visual Studio2005 で、Visual C++の「Win32 スマートデバイスプロジェク
ト」を作成します。
プロジェクト名は、「DeviceApplication1」としています。