User manual - イメージャライブラリマニュアルver.1.06(2012年3月29日)

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■デコードを行う場合の手順
デコード処理には、2 種類の処理手順があります。トリガキーが押されている間だけデコード処理を行う場
合は下記の(1)を、任意のタイミングでデコード処理を行う場合は(2)を参照してください。
(1) トリガキーを監視してデコードを行う場合
1. IMGSet*** 関数(***はコードの種類を表す)をコールして、デコードを行うためのデータを設定しま
す。デコードの対象となるコードの種類、条件などを指定します。初期状態では全てのシンボル読み
取りは無効になっているため、必ず読み取り対象のシンボルを有効にしてください。
2. トリガキーを押下したタイミング等で IMGWaitForDecode または IMGWaitForDecodeRaw 関数をコー
ルし、デコードを行います。ユーザより指定されたバッファにデコード結果を格納します。
3. デコードを途中で停止させる場合には、コールバック関数でトリガキーの押下状況を監視します。トリ
ガキーが離されたら FALSE を返すことにより、デコード処理は中断します。
<この例では IMGWaitForDecode 関数を使って説明します。>
「基本手順
」参照
デコードを行うための
設定を行います。
デコード処理を行う
前に、あらかじめ
IMGSet***
関数で、読み取るコード
の種類を指定します。
「各種シンボル設定・取得関数
」を参照してくださ
デコード処理
を行います。
トリガキー
押下
(デコード
開始
)
IMGWaitForDecode()
トリガキー
押下
(デコード
開始
)
IMGWaitForDecode()
トリガキ
監視
トリガキ
監視
コールバック
関数
デコードを停止します。(読
み取り成功時は不要)
IMGDisconnect( )
IMGDisconnect( )
「基本手順
」参照
IMGConnect( )
IMGConnect( )
IMGSet***( )
IMGSet***( )
4.2