User manual - ハードウェアマニュアルver.1.05(2012年3月21日)
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4. 注意事項
※ 取説の注意事項を参照・厳守して下さい。
4.1 取り扱い・運用時の注意事項
4.1.1 充電・給電・電池について
• バックアップ用の電池(副電池)に二次電池を使用しているため、副電池が十分に充電されていない
状態で主電池の交換を行わないでください。副電池が消耗した状態で主電池を外すと、データが消
えたり変化することがあります。
• 副電池を 30 分以上充電した場合、主電池を外しても、約 10 分メモリ(RAM)のバックアップを行うこと
ができます。
• 充電池は出荷前の製品検査や自然放電により、電池電圧が低下していることがあります。初めてお使
いのときや、長時間ご使用にならなかったときは、使用前に必ず充電をしてください。
• 充電池は、充放電をくり返すうちに電池寿命が低下します。充電しても極端に連続使用時間が短くな
ったら充電池パックを交換してください。
• 主電池の充電は約 0∼40℃の温度環境で行ってください。それ以外の温度では、充電保護装置が働
き充電がされません。範囲外での充電は電池を劣化させる原因になります。
• 充電池は繰り返し使用することで膨れが生じます。その際は、新品の充電池に交換してください。
• 頻繁に充電を繰り返すと寿命が短くなります。残量が少なくなってから充電してください。
• 充電池パックが冷えている状態での充電は電池を劣化させる原因になります。低温環境での作業後
は、充電池パックを常温に戻して(1時間程度放置して)から充電してください。
• 充電しても機能が回復しない場合は寿命ですので、指定の新しい充電地パックと交換してください。
• 長期間保存する場合は充電池パックが満充電の状態で保存しないでください。長期間保存するとき
は、電池残量が30から50%の状態で、低温下で保存してください。電池の劣化が少なくなります。
• 充電池の劣化は、時間の経過でも進行します。特に満充電状態での高温保存(使用)は、短期間で
の劣化を招くことがあります。
4.1.2 その他
• 高感度の通信素子を使用していますので、通信を良好に行うために、通信中に本機の近くで電波を
発生させる機器の使用は避けてください。 これらの機器を使用する場合は、本機から離して使用して
ください。
• microSD カードを装着するときは、向きを間違えないよう正しく装着してください。 無理に装着したり、
間違った向きで装着すると、破損の原因となります。 また、正しく装着していないと充電池を装着する
ことができません。その場合はカードを装着し直してください。