User manual - NFCTagライブラリマニュアルver.1.00(2012年3月29日)
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3.13 NFCHFTagWriteDSFID
起動した ISO15693カードまたはタグに対し、指定された DSFID(Data Storage Format Identifier)を書き
込みます。
[C++]
int NFCHFTagWriteDSFID(
BYTE
byDSFID
,
DWORD
dwTargetNo
,
DWORD
dwReserved
)
[Visual Basic]
Public Shared Function NFCHFTagWriteDSFID( _
ByVal
byDSFID
As Byte, _
ByVal
dwTargetNo
As Int32, _
ByVal
dwReserved
As Int32 _
) As Int32
[C#]
public static Int32 NFCHFTagWriteDSFID(
Byte
byDSFID
,
Int32
dwTargetNo
,
Int32
dwReserved
)
解説
本関数は、起動した ISO15693 カードまたはタグに対し、指定された DSFID(Data Storage Format
Identifier)を書き込みます。
DeviceEmulator では、パラメータチェックのみを行います。
パラメータ
byDSFID
ISO15693 カードまたはタグに対し、書き込む DSFID を指定してください
DSFID の詳細については、国際標準規格の ISO15961 を参照してください。
dwTargetNo
通信したい IC カードに対応するカード番号を指定してください。通常は 0 を指定してください。
NFCPollingCard 関数により複数 IC カードの起動に成功した状態で、2枚目以降の IC カードと通信す
る場合、1 以上の値を指定します。詳細は NFCHFTagGetCardResponseEx 関数の説明を参照してく
ださい。
dwReserved
現在のバージョンではこの引数を使用しません。0 を指定してください。
戻り値
以下の値を返します。
NFC_OK
: 正常終了