User manual - NFCTagライブラリマニュアルver.1.00(2012年3月29日)

19
3.9 NFCHFTagLock
起動した ISO15693 カードまたはタグに対し、指定されたブロック番号の領域を書き込み不可に
します。
[C++]
int NFCHFTagLock(
DWORD
dwBlockAddress
,
DWORD
dwTargetNo
,
DWORD
dwReserved
)
[Visual Basic]
Public Shared Function NFCHFTagLock ( _
ByVal
dwBlockAddress
As Int32, _
ByVal
dwTargetNo
As Int32, _
ByVal
dwReserved
As Int32 _
) As Int32
[C#]
public static Int32 NFCHFTagLock (
Int32
dwBlockAddress
,
Int32
dwTargetNo
,
Int32
dwReserved
)
解説
本関数は、起動した ISO15693 カードまたはタグに対し、指定されたブロック番号の領域を書き込み不
可にします。
DeviceEmulator では、パラメータチェックのみを行います。
パラメータ
dwBlockAddress
書き込み不可にする位置のブロック番号を指定してください(範囲:0)
dwTargetNo
通信したい IC カードに対応するカード番号を指定してください。通常は 0 を指定してください。
NFCPollingCard 関数により複数 IC カードの起動に成功した状態で、2枚目以降の IC カードと通信す
る場合、1 以上の値を指定します。詳細は NFCHFTagGetCardResponseEx 関数の説明を参照してく
ださい。
dwReserved
現在のバージョンではこの引数を使用しません。0 を指定してください。
戻り値
以下の値を返します
NFC_OK
: 正常終