User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.10(2012年5月30日)

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照合回数
スキャナは、誤読を防ぐために、読み取りデータの照合を指定の回数行い、一致したデータのみを出力し
ます。
照合を行う回数は、コントロールパネルの「
33スキャナ設定」、またはレーザースキャナライブラリを使用して
設定することが可能です。
レーザースキャナモデル :設定範囲は 19 回、デフォルトは 3 回です。
リニアイメージャモデル :設定範囲は 09 回、デ
フォルトは 0 回(自動)です。
0 指定時は自動(バ
ーコードの種類により最適な回数の照合を行います。)
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetCheckCounter
デコードデータ照合回数の設定
OBRGetCheckCounter
デコードデータ照合回数の取得
読み取り回数
連続読みモードの場合に、設定した回数分読み取りを完了すると、自動的に読み取り待機状態となりま
す。
有効回数を、コントロールパネルの「
33スキャナ設定」、またはレーザースキャナライブラリを使用して、設定
することが可能です。
設定範囲は 19 回、デフォルトは 1 回で
す。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetScanningCounter
連続読み取り回数の設定
OBRGetScanningCounter
連続読み取り回数の取得
スキャン時間
トリガキー押下後の読み取り有効時間を、コントロールパネルの「33スキャナ設定」、またはレーザースキャナ
ライブラリを使用して設定することが可能です。設定した時間を経過すると、自動的に読み取り待機状態
となります。
設定範囲は 19 秒、デフォルトは 3 秒で
す。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetScanningTimeout
読み取りタイムアウト時間の設定
OBRGetScanningTimeout
読み取りタイムアウト時間の取得
二度読み防止機能
読み取り方式が連続読みの場合に、同一コードの二度読みを防止します。一度読み取ったコードは、一
旦スキャンを停止してから再度スキャンを開始するまで読み取ることはできません。