User manual - モバイルモジュール更新ツール解説書ver.1.10(2012年4月17日)
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2.3 サーバ設定
本ツールのサーバ設定手順を以下に示します。
2.3.1 伝送経路に HTTP/FTP を使用する場合
1. 初期インストール用フォルダを作成し、プログラムアップデートシステムの一式をコピーします。
2. スペックファイルを運用する環境に合わせて編集し、同フォルダへ配置します。
この際、初期インストール以降はアップデート用の別フォルダへ接続することになるので、FTP の場合
は、FtpServerAddress、FtpLoginUser、FtpLoginPassword をそれに応じた設定に編集します。
3. HTTP の場合は、HttpServerAddress、をそれに応じた設定に編集します。
Windows Server 2003 の場合、以下の手順で IIS 動作の追加設定を行う必要があります。
4. インターネットインフォメーションサービスマネージャーで、Web サービス拡張を選択し、ActiveServer
Pages に許可を与えます。
5. インターネットインフォメーションサービスマネージャーで、仮想フォルダのプロパティを開き、HTTP
ヘッダータブの MIME の種類に拡張子ini、MIME の種類ini ファイルと拡張子dat、MIME の
種類dat ファイルを追加します。
2.3.2 伝送経路に共有フォルダを使用する場合
1. 初期インストール用フォルダを作成し、プログラムアップデートシステムの一式をコピーします。
2. スペックファイルを運用する環境に合わせて編集し、同フォルダへ配置します。
3. 同フォルダのプロパティより、共有設定を行います。
4. アクセス権限を使用環境に応じた設定にします。
2.3.3 伝送経路に LMWIN を使用する場合
1. 初期インストール用フォルダを作成し、プログラムアップデートシステムの一式をコピーします。
2. スペックファイルを運用する環境に合わせて編集し、同フォルダへ配置します。
3. スタート>プログラム>LMWIN32 を起動します。