User manual - イメージャライブラリマニュアルver.1.06(2012年3月29日)

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パラメータ
pImageBuffer
イメージデータを取得します。撮影するイメージデータのバイト数分領域を確保してください。
pImageBufferに格納されるデータは、dwFormat の値に関わらず 1 ピクセルにつき 8 ビットとなります。
左上のピクセルから始まり、左から右、上から下の向きに連続的に格納されます。
pSize
pImageBuffer に格納されたイメージデータのバイト数を取得します。
イメージデータのバイト数は以下の定式により算出できます。
イメージデータのバイト数 = ((nRightnLeft)÷dwSkip)×((nBottomnTop)÷dwSkip)
nLeft
撮影するイメージデータの始点となる X 座標を指定します。左端の座標は 0 になります。
(nRightnLeft)が偶数になるように指定してください。
nTop
撮影するイメージデータの始点となる Y 座標を指定します。上端の座標は 0 になります。
nRight
撮影するイメージデータの終点となる X 座標を指定します。
(nRightnLeft)が偶数になるように指定してください。
nBottom
撮影するイメージデータの終点となる Y 座標を指定します。下端の座標は 480 になります。
上記の座標に関するパラメータの詳細は、後述の<イメージデータの座標指定について>を参照し
てください。
dwSkip
撮影するイメージデータのサイズを縦横の倍率で指定します。
1/dwSkip 倍、縦 1/dwSkip 倍のイメージデータが pImageBuffer に格納されます。
このパラメータには(nRightnLeft)を割り切れる値を指定してください。
dwFormat
イメージのフォーマットを、以下の値で指定します。
IMAGE_256MONO
: モノクロ 256 階調
IMAGE_2MONO
: モノクロ 2 階調
nWhiteValue
イメージャが自動露光制御を行う際に目標とする明るさを、0 から 255 までの範囲で指定します。数値
を大きくすると明るめに、小さくすると暗めになります。200 を目安に好みの明るさになるように調整して
ください。また、0 を指定するとイメージャが自動調整を行いますが、全体的に暗めのイメージデータに
なります。