User manual - 無線LANアクセスポイント設定マニュアル(AIR-SAP1602I)Ver1.04a(2014年8月5日)

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注意すべき運用・設定事項一覧
⑪、VOIP利用を行はない場合はQosの機能を無効とすることをお勧めいた
ます。特定通信が優先され端末通信が遅くなる可能性があります。
⑫、タイムアウト値(アプリケーションも含みます)は長くしないことをお勧め
たします。タイムアウトを長くすると次回リトライやエラーとなるまでの時間が長
くなり結果、端末での待ち時間が長くなり運用に遅延が発生する可能性があ
ます。
⑬、電波出力を自動出力とする場合は、意図しない電波環境となる可能性が
あります。
⑭、自動ch設定する場合は、意図しないch環境なる可能性があります
⑮、無線通信デタレートの設定は初期値・全ての選択から不用意に制限
ないことをお勧めします。低いレートの制限を行なうと通信できない場所が発
生する可能性があります。
⑯ 、APの各種設定後は、HTをリセットてからご使用下さい。リセットを行
ないと、再接続・IP情報更新(IPアドレスの再取得)が出来なくなる場合があ
ます。 また、再設定後はHT⇒APに接続し、IP更新できるまで30~60秒かか
場合があります。
無線LANとIrDA(IO-BOX経由)での通信を同時に行うIO-BOXの通信が
中断されます。送信側のポートが干渉し合い、優先度の低い側が切断され
ことによるもので仕様の為、制約します。
⑱、まれに「CommunicationError」が発生する場合がありま。カシオでの
エージング中に「CommunicationError」が発生する場合が ありましたが、発
頻度も非常に低く、発生後もロックやファイルの破損等もなく通信を継してい
ることから、制約とします。
⑲、無線環境の構築には、「外部ノイズの影響」「最適なCH設計・設定」 「業務
として必要なスループットの見極め」「無線運用ポリシーの確立」 「無線運用
リシーに則った運用」などを考慮する必要があります。 無線環境構築サービ
スを提供することも可能です、詳しくは、カシオ計算 機の営業にお尋ね下さい。
⑳、HUBやルータなどの相性の問題も起き得る可能性もありますので、十分
動作確認を行ってから設置してください。