User manual - プリンタライブラリマニュアルver.1.06(2014年6月13日)

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ESC H n
【名称】 プリヒート指定
【コード】
0x1B 0x48 n
【定義域】 n=0x00(無効)0x01(有効)
【機能】 プリヒート機能の有効/無効を指定します。
【動作】 紙に熱を加えることで発色(印刷)させていますが、低温環境下では熱を加えるヘッ
ドも低温になるため発色しにくくなります。したがって、ヘッドが低温である場合は印
刷前にヘッドに対してエネルギーを与えてヘッドを暖めることで、発色しにくい状態
を防ぎます。
ESC p n
【名称】 ヘッド温度保持機能
【コード】
0x1B 0x70 n
【定義域】 n=0x00(無効)
n=0x010x0C(ヘッド温度保持一定時間有効:(5 分単位) 例:0x015 分間)
n=0x0F(ヘッド温度保持常時有効)
【機能】 ヘッド温度保持機能の有効/無効を指定します。
【動作】 ヘッド温度を常時、または一定時間適温に保ちます。
本コマンドは、印刷停止状態で送信して下さい。
TCHAR ESCE[2] = {0x1B, 0x45}, ESCp[3] = {0x1B, 0x70, 0x0F};
PRNTextOut(2, ESCE); // 未印字吐き出し
PRNTextOut(3, ESCp); // ヘッド温度保持機能:常時有効
ESC T n
【名称】 オートローディング指定
【コード】
0x1B 0x54 n
【定義域】
n=0x00 (無効)
0x0An0
x60 (有効。この場合 n はローディング量(mm 単位)を指定します。)
【機能】 オートローディングの有効、無効を指定します。
有効の場合は、ローディング量の指定も兼ねています。
【動作】 本体に専用の単票用紙ホルダを装着している状態で、単票用紙ホルダから用紙が
挿入された場合に指定されたローディング量の紙送りを行います。ローディングの
指定が 10mm 以下の場合は強制的に 10mm とします。
DT-9800 のみ有効です
ESC R n
【名称】 エラー時継続印字指定
【コード】
0x1B 0x52 n
【定義域】 n=0x00(無効)0x01(有効)
【機能】 エラー発生時の継続印字の有効、無効を指定します。
【動作】 エラーが発生した場合に既に受信済みの印字データをクリア、または保持します。
エラーが発生した場合に最初から帳票を印刷する場合は、予めエラー時継続印字
指定を無効とし、エラー発生後は帳票データを最初から送信して下さい。