User manual - プリンタライブラリマニュアルver.1.06(2014年6月13日)

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ESC L n
【名称】 横印字(回転)指定/解除
【コード】
0x1B 0x4C n
【定義域】 0x00n0x03
【機能】 nの値により、OCR-B6×7 フォントを除く ANK、漢字に対して字をその場で回転し
ます。
n
回転指定
0x00
解除
0x01
90°回転(90°右回転)
0x02
180°回転(180°右回転)
0x03
270°回転(270°右回転)
【動作】 1行中に 1 種類の指定のみ有効で、同一行中に異なった回転は混在できません。
したがって、本コマンドは行頭での指定のみ有効で、行中での指定は無視されま
す。
ESC m n Data
【名称】 外字定義(登録)
【コード】
0x1B 0x6D n Data
【定義域】 0xE100n0xE17F
【機能】 外字データを定義します。
【動作】 文字フォント指定(ESC F n)で選択されたフォントに対して、登録します。登録に必要
なデータサイズは、24dot 系フォントの場合は TCHAR 型で
7216
dot 系フォントの
場合は TCHAR 型で 3212dot 系フォントの場合は TCHAR 型で 24 となります。
TCHAR 型のデータに1つに対し、1バイト分の外字データを入れて下さい。
) 12dot フォントの場合
TCHAR UDC[72+3], Data[24] ={外字データ...};
TCHAR CAN = 0x0018;
UDC[0] = 0x1B;
UDC[1] = 0x6D;
UDC[2] = 0xE100;
memcpy(&UDC[3], Data, 24);
If (PRNGetStatus() != PRN_NORMAL)
PRNTextOut(1, &CAN);
PRNTextOut(3+24, UDC);
同一文字コードに 24dot 系フォント、16dot 系フォント、12dot 系フォントをそれぞれ
定義する場合は、文字フォント指定と組み合せて別々に登録する必要があります。
未定義の文字コードにアクセスした場合は、全角スペースが印刷されます。
プリンタドライバ内のバッファがフルになった場合、ESC コマンドの解析を停止しま
す。エラーが発生している場合はバッファ内のデータを印刷できないため、データを
クリアするために CAN を送信しています。
外字登録 ESC コマンドは分割せずに送信してください。
外字登録は必ず Unicode(0xE1000xE17F)で指定して下さい。