User manual - プリンタライブラリマニュアルver.1.06(2014年6月13日)

56
5.2 ESCコマンド詳細
CRLFFF
【名称】 印刷・紙送り
【コード】 0x0D0x0A0x0C
【機能】 印刷後、紙送り動作をします
【動作】 ラインバッファにデータがある場合は、ラインバッファ内のデータを印刷し、改行ピッ
チ分の紙送りを行います。ラインバッファにデータが無い場合は、文字の高さ+改
行ピッチ分の紙送りを行います。
BS
【名称】 一文字削除
【コード】
0x08
【機能】 印刷データの最終文字を削除します。
【動作】 ラインバッファにデータがある場合は、ラインバッファ内の最終データを削除します。
ラインバッファにデータが無い場合は、何も処理しません。
CAN
【名称】 バッファクリア
【コード】
0x18
【機能】 印刷データを全て消去します。
【動作】 CAN コマンド前に送信されていて、まだ印刷されていないデータを全て消去しま
す。必ず送信データの先頭に CAN コマンドを入れて、PRNTextOut で送信して下さ
い。
ESC B n1 n2
【名称】 n mm 順方向、または逆方向紙送り
【コード】
0x1B 0x42 n1 n2
【定義域】 n1=0x00(順方向)、n1=0x01(逆方向)
n1=0x00 の場合、0x00n20xFF(mm)
n1=0x01 の場合、0x00n2
0x08
(mm)
※逆方向紙送りは、IT-9000 のみ有効
【機能】 印刷後、順方向または逆方向に設定量分(mm 単位)の紙送り動作をします
【動作】 ラインバッファにデータがある場合は、ラインバッファ内のデータを印刷し、n2(mm)
分の紙送りを行います。ラインバッファにデータが無い場合は、n2(mm)分の紙送り
を行います。
※本コマンドは、単独で送信してください。
TCHAR ESCB[4] = {0x1B, 0x42, 0x00, 0x01};
PRNTextOut(4, ESCB);