User manual - プリンタライブラリマニュアルver.1.06(2014年6月13日)
Table Of Contents
- 表紙
- プリンタライブラリ.pdf
- 1. 概要
- 2. 動作環境
- 3. 関数
- 3.1 PRNOpen
- 3.2 PRNClose
- 3.3 PRNInitializePrinter
- 3.4 PRNPrintScreen
- 3.5 PRNPrintWindow
- 3.6 PRNTextOut
- 3.7 PRNImageOut
- 3.8 PRNBarcodeOut
- 3.9 PRNBMPOut
- 3.10 PRNCheckMarker
- 3.11 PRNGetStatus
- 3.12 PRNGetLastError
- 3.13 PRNSetPaperWidth
- 3.14 PRNGetPaperWidth
- 3.15 PRNSetPrinterProperty
- 3.16 PRNGetPrinterProperty
- 3.17 PRNDecodeBarcode
- 3.18 PRNResetDecoder
- 3.19 PRNSetBarcodeType
- 3.20 PRNGetBarcodeType
- 4. プログラミング上の注意点
- 5. ESCコマンド
- 6. DeviceEmulator
- 裏表紙(他のマニュアル用)

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4.4 裏面バーコードの読み取りについて
裏面バーコードの読取手順について
裏面バーコード読取時は、下記の手順で印刷・読取を行う必要があります。
1. プリンタの電源を入れる(PRNOpen を実行する)前に裏面バーコード読取方式(6 桁 or15 桁)を設定
する
2. プリンタの電源を入れる
3. マーカ検出で位置合わせを行う
4. 前回の裏面バーコード読取データをリセットする
5. 印刷する
6. 印刷の完了を待つ
7. 裏面バーコードを読み取る
位置合せについて
印刷データを印刷する前に必ずマーカ検出を行って印字位置(裏面バーコード読取開始位置)を合わせ
る必要があります。
印刷の長さについて
印刷しながらバーコードを読み取るために、バーコードの長さよりも長く印刷する必要があります。また、最
後のストップバーを認識するためにバーコード長(バーコード・マーカ間スペース+バーコード長)よりもバ
ー3 本分(分解能が 1.0mm の場合は 3.0mm)程長く印刷する必要があります。
例:15 桁のバーコード、分解能が 1.0mm の場合
印刷する長さ = 3.0+34.0 + 3.0 = 40.0mm
印刷データについて
裏面バーコードを読み取る場合は、文字フォント、ビットイメージ、ビットマップ、及びフィードコマンド(ESC
コマンド)を組み合わせずに単独で印刷する必要があります。また印刷完了待ちは、全ての印刷データを
送信した後に行う必要があります。
例 1:文字フォントのみの印刷で 40mm のデータの印刷実行後に印刷完了待ち
例 2:縦 40mm のビットマップの印刷実行後に印刷完了待ち
印刷中のエラーについて
印刷が最後まで正常に終了した場合に裏面バーコードを読み取ることが出来ます。したがって、印刷時
はエラー時継続設定を無効に設定し、プリンタのエラー(VDETP、ヘッド温度エラーも含む) が発生した
場合は、再度位置合わせからやり直す必要があります。