User manual - ファーストステップガイドver.1.03(2010年6月30日)
3. 基本開発キットのPCへのインストール
3.1 アプリケーション開発環境の構築手順
DT-9800 基本開発キットを使用して、アプリケーションを作成する手順を以下に示します。
(1) 開発プラットフォームのインストール
PC に、Microsoft 製の開発プラットフォームをインストールします。
DT-9800 基本開発キットは eMbedded Visual C++、Visual Studio 2008、Visual Studio 2005、お
よび、Visual Studio .NET 2003 に対応しています。
詳細については、「2.4 必要なソフトウェア」を参照してください。
(2) 基本開発キットのPCへのインストール
PC に、カシオ製の ExportSDK をインストールします。
また、必要に応じて、カシオ製の各種ライブラリをインストールします。
インストール方法については、「3.2 DT-9800 ExportSDKのインストール」を参照してください。
(3) PCとの接続(ActiveSyncまたはWindows Mobile Device Centerのインストール)
PC と DT-9800 を接続します。
PC に、Microsoft 製の ActiveSync(Windows XP および XP 以前の OS の場合)、または Windows
Mobile デバイスセンター(Windows Vista の場合)をインストールします。
接続方法については、「4. I/Oボックスの接続」および「5. PCとの接続」を参照してください。
(4) アプリケーション開発の準備
PC から、カシオ製ライブラリの DT-9800 への転送等を行います。
操作方法については、「6. 開発環境の準備」を参照してください。
(5) デバイスエミュレータの準備
PC で、カシオ製の DT-9800 デバイスエミュレータが利用できるように準備します。
操作方法については、「7. デバイスエミュレータ」を参照してください。
デバイスエミュレータが必要でない場合は、(6)へ進んでください。
(6) アプリケーションの開発
(1)の開発プラットフォームを使用して、アプリケーションを開発します。
開発したアプリケーションは、(3)のツールを用いて、実機あるいはエミュレータに転送し、動作を確
認します。
操作方法については、「8. eMbedded Visual C++ による開発」および「9. Visual Studioによる開発」
を参照してください。
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