User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.02(2009年6月16日)

92
2.8.2 電源ON要因
電源 ON 要因には、次の種類があります。
1. 電源キーを押すことにより電源 ON します。
2. Alarm 機能により、指定時間に自動的に電源 ON します。
3. I/O ボックスにのせると自動的に電源 ON します。
I/O ボックス から給電されている場合のみ。デフォルト禁止)
4. プログラムキーを押すことにより、電源を ON することもできます。
5. 通信カードが装着されカード電源が入っている場合、着信信号によって電源 ON します。
6. 通信カードによる WakeOn 設定中にカードが抜かれると電源 ON します。
7. 14Pin シリアルからの起動要求により電源 ON します。
8. WakeOn 設定中に VDET1 が発生した場合、WakeOn 機能を解除するために電源 ON します。
(ただし、WakeON 解除したら直ぐ OFF するので、ユーザーが ON を確認することはできません。)
各起動要因はプログラムから設定・解除できます。
■電源 ON 不可条件
電源 ON 時に、以下の項目をチェックし、該当項目がある場合は電源 ON しません。
1. 主電池電圧が起動不可レベルの場合、電源 ON しません。(VDET2 以下)
2. 電池ロックが開いていた場合、電源 ON しません。
2.8.3 電源OFF要因
電源 OFF 要因には、以下の種類があります。
1. 本体電源 ON 中に電源キーを押すことにより、電源が OFF されます。(禁止設定可)
2. ソフトウエアの設定により、一定時間アクティビティ(キー、タッチパネル、ディスク、カード、通信)がな
い場合,自動的に電源が OFF されます。(APO
3. メインバッテリの電圧低下により、電源が OFF されます。(VDET2 / VDET3
4. 電池カバーロックを開けると、電源が OFF されます。(BCVR
5. PC カードの強負荷による電圧低下により、電源が OFF されます。(VDETPC
3 または 5 の要因で OFF された場合、次回起動時に画面にポップアップ表示が出ます。
■電源OFF時間
VDET2 / BVCR/ VDET PC / VDET3 が検出された場合には、それぞれ下記の所定時間後に、電源を OFF
します。
2-76
VDET2
BCVR
VDETPC
200 ミリ秒後に OFF
VDET3
500 マイクロ秒後に、緊急 OFF (次回の電源 ON でリセットします)