User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.02(2009年6月16日)
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• CODE128
・ データは、スタートキャラクタ・ファンクションキャラクタ・コードセットキャラク
タ、シフトキャラクタ・データキャラクタを必要に応じて指定します。
※ (上記のキャラクタとストップキャラクタを総称してシンボルキャラクタと呼び
ます。データキャラクタ以外のシンボルキャラクタは特殊シンボルキャラクタと
呼びます。)
・ アスキーコードの 00h~1Fh と 7Fh、“¥”、“#”、“,”および特殊シンボルキャラク
タは、前置文字“¥”を付加した特殊表記を使用します。これらのデータは最初に 1 個
のシンボルキャラクタに置き換えられ、その後データとして評価されます。(表記方
法については後述)
・ スタートキャラクタが指定されていない場合は、最初に現れるデータキャラクタによ
り、コードセット A または B が自動的に決定されますが、コードセットキャラクタが
データキャラクタより先に現れた場合にはこれがスタートキャラクタと置き換えられ
ます。ただし、コードセット C を使用する場合は自動決定されないので指定が必要で
す。また、スタートキャラクタをデータの途中に指定するとエラー(2)となります。
・ ファンクションキャラクタは自動挿入されません。必要に応じて指定する必要があり
ますが、使用が正しいかどうかのチェックは行わないので、デコード時にエラーとな
る場合があります。
・ コードセットキャラクタは自動挿入されます。また、不要なコードセットキャラクタ
は自動的に省略されます。
・ シフトキャラクタは自動挿入されません。
・ 使用できないキャラクタ(80h~FFh)を指定した場合はエラー(2)となります。
・ コードセット C のエンコード対象になるデータは、コードセット C に移行後、連続
した偶数桁の数字の列とします。数字の列が奇数桁になる場合はエラー(2)となりま
す。2 組以上の偶数桁の数字列が FNC1 で区切られている場合は、エラーにはなりませ
ん。数字・FNC1 以外のデータが表れた場合は自動的に他のコードセットに移行します。
・ ストップキャラクタは自動的に付加されます。
※ 先頭からデリミッタまでの無視をするコード以外の全てのデータを印字対象とし
て扱いますので、
データの中にスペースがあった場合、CODE39 および CODE128
以外ではデータエラーとなります。