User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.02(2009年6月16日)
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2.2.2 シリアルバーコードリーダ機能設定
設定可能な機能
SOBR ライブラリを使用して、バーコードリーダに設定コマンドを送信することができます。
設定可能な機能を以下に示します。
DT-9650BCR
- 読み取り桁数指定
- CODE39/NW-7 ICG 指定
- 読み取りコード条件指定
- データ転送フォーマット指定
- ブザー鳴動および LED 点灯モードの指定
- 解読不能時 BEL 出力指定
- スキャニングモード指定
- スリープモード/ストップモード要求
- EEPROM への書き込み指定
DT-9656BCR
- 読み取り桁数指定
- 読み取りコード追加指定
- データ転送フォーマット指定
- 最小桁数設定
- ブザー鳴動モードの指定
- LED 点灯モードの指定
- 読み取りモードの指定
- 照合回数の指定
- レングスデータ送信の指定
- EEPROM への書き込み指定
コマンドの送信
コマンドの送信は、SOBR ライブラリ関数の「SOBR9650Send」、または「SOBR9656Send」で行います。
SOBR9650Send は DT-9650 用、SOBR9656Send は DT-9656 用の関数です。
これらの関数の引数にコマンドの文字列を渡すことにより、バーコードリーダに対してコマンドを送信しま
す。
コマンドを送信する場合は、SOBR9650Send/SOBR9656Send を使用する前にバーコードリーダと
DT-9800 の通信設定を行うために、SOBROpen 関数を使用する必要があります。