User manual - ソフトウェアマニュアルver.1.02(2009年6月16日)
11
バックライトの自動オフ
コントロールパネルを使用して、自動バックライトオフする/しない、バックライトオフまでの待ち時間の設定
が可能です。自動オフは、バッテリ駆動時、外部電源駆動時ともに有効となります。
• 電源オンの状態で、キーやタッチパネルの入力を一切行わないで放置した場合(アイドル時)には、節
電のためにバックライトを自動的にオフします。
• 自動バックライトオフ状態の場合には、キーやタッチパネルの入力により自動バックライトオフ状態を解
除して通常の明るさに戻ります。
• バッテリ駆動時において、自動減光機能と自動バックライトオフ機能の両方を設定した場合、設定時間
の短い方が有効になります。
デフォルトは、自動バックライトオフする/バックライトオフまでの待ち時間 5 分です。
温度センサーによるバックライトの明るさ制限
• 温度センサーにより、デバイスの温度が高温になったときに、自動的にバックライトの明るさに制限をし
ます。
• 制限は 2 段階 あり、制限の 1 段階目はバックライトの明るさ設定(9 段階)のうち、1~8 段階までの 8
段階までしか設定できないように制限がかかります。制限の 2 段階目は明るさ設定(9 段階)のうち、1
~6 段階までの 6 段階までしか設定できないように制限がかかります。
• 通常時の明るさや自動減光機能における減光時の明るさ(バッテリ駆動時のみ)が、制限時の明るさ
の有効範囲(段階)よりも明るく設定されていた場合、自動的に制限範囲内の最大の明るさまで暗くな
りますが、温度が下がって制限が解除されると自動的に元の設定の明るさに戻ります。
外光下における省電力モード
外光下のような明るい場所では、照度センサーがその明るさを感知して画面のバックライトを自動で消灯
します。
これにより外光下で使用する場合の消費電力を低減します。
• 自動変更機能はコントロールパネル(または API)で ON/OFF できます。
• 自動変更機能は、外光強度が一定以上の明るさになった場合に機能します。5 秒間隔で読み取った
照度により動作するので、急激な変化には反応しません。
画面 180 度回転表示機能
画面を 180 度回転して表示する機能をサポートします。
画面を 180 度回転しているときは、タッチパネルの座標系も回転したものになります。
• システムライブラリを使用して、アプリケーションからの設定が可能です。
• 90 度、270 度の回転はサポートしておりません。
• Microsoft の ChangeDisplaySettingsEx() API による画面回転(オプション機能)はサポートしており
ません。
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
システムライブラリ
SysSet180Rotate
表示画像の回転の設定
SysGet180Rotate
表示画像の回転の取得