User manual - DT-9800取扱説明書(2009年12月21日)

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プリンタ使用上の注意事項
印字精度上のご注意
1. 横罫線等の高デューティ印字や電池残量が少ない状態で印字をすると、過大電流の消費を
防ぐため印字速度が遅くなり、1ドット以上の段差が生じることがあります。
2.
ライン単位の印字の間隔が約1秒以上あると、改行誤差が生じることがあります。印刷済み単票
用紙の場合は、行誤差を考慮して大きめの枠にするか、連続で印字するようにしてください。
3. 電池パックの電圧低下時には印字を一時停止するため、その後の再開時の印字に段差や字
詰まりを起こすことがあります。
4. ロールペーパーホルダーを開けて用紙を装着した直後の印字は、字詰まりを起こすことがあ
ります。印字を開始する前に、プログラムによる紙送りを行なうことにより防止できます。
5. プリンタ用紙を正しくセットしないと印字できません。必ずプリンタ用紙を正しくセット
してから印字させてください。
6. プリンタ用紙は推奨品をご使用ください。推奨品以外のプリンタ用紙を使用すると、印字
品質・寿命などに悪影響を及ぼし、特性を損なう恐れがあります。
7. プリンタ用紙の保存は以下のことに注意してください。
60℃以上では自然発色することがあるので高温・多湿の場所には保管しないでください。
保管は冷暗所で行ない、直射日光などに長時間当てないでください。
可塑剤を含んだプラスチックフィルムやエステル系消しゴム、テープの糊などで退色し
たり、有機溶剤やジアソコピー紙との接触、爪などでの引っかきで発色したりしますの
で注意してください。
その他のご注意
1. 2P、ラベル紙印字の場合の使用温度範囲は、5∼35℃です。
2. 用紙の赤色エンドマークが出てきたら、すみやかに新しい用紙と交換してください。
3. 推奨用紙:印字用紙は弊社指定の用紙を使用してください。
4. プリンタを長時間使用していると用紙屑がたまり、印字品質が劣化することがあります。
このような状態になったらサーマルヘッドのクリーニングが必要となりますのでカシオテ
クノ・サービスステーションにご連絡ください。
5. 使用温度が低くなると印字品質が悪くなる場合があります。
6. 58mm幅の設定で印字を実行すると、それ以降は80mm幅の設定に戻すことはできません。
7. 長期間使用しない場合はプリンタ部の損傷を防ぐためプリンタ用紙をセットしてください。
注意
印字中および印字直後のサーマルヘッドは絶対に触らないでください。
プリンタの取り扱い
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