User manual - ソフトウェア拡張機能マニュアルver.1.00(2006年10月26日)
CASIO CONFIDENTIAL
印字機能
大きく分けて、「文字フォントの印字」と「ビットイメージの印字」の 2 つの機能を実装しています。
印字開始条件
プリンタは、印字開始条件が成立した場合に印字します。印字開始条件は、下記の通りです。
1. CR/LF/FF コードが出力された場合 (CR/LF が連続で入力された場合は LF を無視します)
2. 1 行バッファフルになった場合
3. ビットイメージ印字(ビットマップ、画面印刷等を含む)の場合
用紙幅指定
プリンタライブラリ関数の用紙幅指定で、使用する用紙の用紙幅を指定します。指定可能な用紙幅は下
記の通りです。
1. 80mm
2. 58mm
※ 必ず使用する用紙に適した用紙幅を指定してください
※ 58mm 用紙で印字した本体で 80mm の印字を行うと印字かすれが起こる可能性があります。この
ため、用紙幅 58mm を設定し印字した後は、80mmへ変更することはできません。
※ 用紙幅を変更した場合、左右マージンの設定は 0 にリセットされます。
用紙指定
最適な印字(制御)を行うため、ESC コマンド「用紙設定」で使用する用紙を指定する必要があります。
DT-9700 の推奨用紙を下記に示します。
用紙名 用紙種類
F-200U9W6
1P (高感度)
HS360
1P (標準)
AFP-235
1P (長期保存)
HG56S
ラベル
TLC00
2P※
※ 2P 紙を使用する場合は、印字速度指定もグラフィック印字モードへ設定して下さい。
※ 印字が停止(ESC コマンドの「未印字吐き出し」を実行)してから、用紙指定を行って下さい。印
字中に用紙指定を変更すると、印字中のデータが指定された用紙のパラメータで印刷されるため、
印字品位に影響を与える場合があります。
印字濃度指定
ESC コマンド「印字濃度指定」で、印字濃度を指定することができます。印字濃度は、9 段階の指定
が可能です。
※ 印字が停止(ESC コマンドの「未印字吐き出し」を実行)してから、濃度指定を行って下さい。印
字中に濃度指定を変更すると、印字中のデータが指定された濃度で印刷されるため、印字品位に
影響を与える場合があります。
- 5 -