User manual - ソフトウェア拡張機能マニュアルver.1.00(2006年10月26日)

CASIO CONFIDENTIAL
2-2-2 印刷システムによる印刷(現在未対応
印刷システムのライブラリを使用することで、WindowsCE GDI 関数を利用してデータを作成し、印刷
することができます。
印刷システムの構成
印刷システムの構成を下記に示します。
GDI
印刷ライブラリ
アプリケーション
・アプリケーションは、始めにプリンタのデバイスコンテキ
ストを作成(取得)します。
・ アプリケーションが印刷ジョブを開始(CpStartDoc)する
と、スプーラはスプールファイルの作成を開始します。
・プリンタのデバイスコンテキストに対して、GDI 関数等を
利用して印刷データを作成します。
プリンタドライバ
スプーラ
ランゲージモニタ
内蔵プリンタ
ポートモニタ
スプール
ファイル
・ アプリケーションが印刷ジョブを終了すると、スプーラ
はスプールファイルの作成を終了します。この時点でアプ
リケーションの印刷制御は終了となります。
(スプールが完了した時点から実際の印刷が開始されます)
・ スプーラは、スプールファイルの作成完了後から印刷を
開始します。
(スプールファイルを指定のプリンタへ送信)
・ その後、プリンタの監視はランゲージモニタが行います。
(タスクバー上にアイコンで表示)
印刷処理
アプリケーションは、印刷システムのライブラリを使用してデータの作成、及び印刷を行います。
アプリケーションでの印刷は、上記のプリンタドライバを経由してスプーラがスプールファイルを作成する
までのことを意味します。実際の印刷は、スプーラがスプールデータ作成後にランゲージモニタポートモ
ニタを経由して印刷データを送信して印刷します。
印刷が開始されると、下図のようにタスクトレイにアイコンが設定されます。アイコンをダブルクリックす
ると、印刷中ダイアログを開きます
タスクトレイ表示(印刷中)
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