User manual - ソフトウェア拡張機能マニュアルver.1.00(2006年10月26日)

CASIO CONFIDENTIAL
CODE128
データは、スタートキャラクタ・ファンクションキャラクタ・コードセットキャラクタ、
シフトキャラクタ・データキャラクタを必要に応じて指定します。
(上記のキャラクタとストップキャラクタを総称してシンボルキャラクタと呼びます。
データキャラクタ以外のシンボルキャラクタは特殊シンボルキャラクタと呼びます。)
アスキーコードの 00h1Fh 7Fh¥#,”及び特殊シンボルキャラクタは、前
置文字“¥”を付加した特殊表記を使用します。これらのデータは最初に 1 個のシンボル
キャラクタに置き換えられ、その後データとして評価されます。(表記方法については後述
スタートキャラクタが指定されていない場合は、最初に現れるデータキャラクタにより、
コードセット A または B が自動的に決定されますが、コードセットキャラクタがデータキ
ャラクタより先に現れた場合にはこれがスタートキャラクタと置き換えられます。ただし、
コードセット C を使用する場合は自動決定されないので指定が必要です。また、スタート
キャラクタをデータの途中に指定するとエラー(2)となります
ファンクションキャラクタは自動挿入されません。必要に応じて指定する必要があります
が、使用が正しいかどうかのチェックは行わないので、デコード時にエラーとなる場合が
あります。
コードセットキャラクタは自動挿入されます。また、不要なコードセットキャラクタは
動的に省略されます。
シフトキャラクタは自動挿入されません。
使用できないキャラクタ(80hFFh)を指定した場合はエラー(2)となります。
コードセット C のエンコード対象になるデータは、コードセッ C に移行後、連続した
偶数桁の数字の列とします。数字の列が奇数桁になる場合はエラー(2)となります。2 組以
上の偶数桁の数字列が FNC1 で区切られている場合は、エラーにはなりません。数字・
FNC1 以外のデータが表れた場合は自動的に他のコードセットに移行します。
ストップキャラクタは自動的に付加されます。
先頭からデリミッタまでの無視をするコード以外の全てのデータを印字対象として
扱いますので、データの中にスペースがあった場合、CODE39 及び CODE128 以外
ではデータエラーとなります。
CODE128 シンボルキャラクタの詳細と表記方法
スタートキャラクタ
スタートキャラクタが指定されない場合、データ先頭のキャラクタにより自動的に決定します。
だし、コードセット C を使用するのであれば、¥sC を指定する必要があります。
キャラクタ名称 表記
START A ¥sA
START B ¥sB
START C ¥sC
ファンクションキャラクタ
ファンクションキャラクタの自動挿入は行わないので必要により指定して下さい。
キャラクタ名称 表記
FNC1 ¥f1
FNC2 ¥f2
FNC3 ¥f3
FNC4 ¥f4
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