J ハンディターミナル シリーズ 取扱説明書 ご使用の前に「安全上のご 注意」をお読みの上、正し くお使いください。
登録商標について Bluetoothは、Bluetooth SIG, Inc., U.S.Aが所有する登録商標で、カシオ計算機はラ イセンスを取得しています。 「eneloop」は、パナソニックグループの登録商標です。 適合規格について この装置は、高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 に適合しています。 この装置は、クラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的と していますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障 害を引き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。 VCCI-B 本製品の使用済後の取扱について 「資源有効利用促進法」 施行に伴い、カシオ計算機 (株) では、地域環境保全と資源有効活用 のために、お客様でご使用済みとなりましたパーソナルコンピュータを始めとする情報通 信機器の回収・再資源化活動を行っております。 お客様からの廃棄処理依頼に対し回収いたしますので、弊社の環境保全活動にご協力いた だきますようお願い申し上げます。 回収申込方法は、 でご案内 カシオホームページ 【http://www.
目次 安全上のご注意 ........................................................ 4 使用上のご注意 ........................................................ 9 防水/防塵性能について ...................................... 10 はじめに ................................................................. 11 付属品と別売品について ...................................... 12 各部の名称とはたらき ......................................... 13 本体(DT-970M50/M51)................................................... 13 LANクレードル(HA-N62IO)/ USBクレードル(HA-N60IO)...........................
安全上のご注意 このたびは、カシオ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 ・ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 ・本書は、お読みになった後も大切に保管してください。 絵表示について この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正 しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産へ の損害を未然に防止するため、いろいろな絵表示をしてい ます。その表示と意味は次のようになっています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死 危険 亡または重傷を負う危険が差し迫って生じることが想 定される内容を示しています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死 警告 亡または重傷を負う危険が想定される内容を示してい ます。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷 注意 害を負う危険が想定される内容および物的損害のみの 発生が想定される内容を示しています。 記号は 「してはいけないこと」を意味し 絵表示の例 ています。(左の例は分解禁止) 分解禁止 記号は 「しなければならないこと」を意 味しています。(左の例は電源プラ
使用上のご注意 警告 ■ 分解・改造しないでください 分解禁止 ● 本機を分解・改造しないでください。内部には電圧の高い部分があり、感電の原因となります。また、高温になる部 分がありやけどの原因となります。 ■ 異常状態で使用しないでください ● 万一、発熱していたり、煙が出ている、異臭がするなどの異常状態のまま使用すると、火災・感電の原因となります。 すぐに電源を切り、電池を取り外してください。購入先またはカシオテクノ・PAリペアセンターにご連絡ください。 注意 ■ 異物が中に入ったり、破損したときは 注意 ● 万一、異物が本機の内部に入ったり、破損した場合は、電源を切り、購入先またはカシオテクノ・PAリペアセンター にご連絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。 ■ 水などがかからないようにしてください 禁止 ● DT-970は防水仕様ですが、オプションのクレードル等は防水仕様ではありませんので、水などがかからないように してください。 また、DT-970を濡れた状態で装着しないでください。水がこぼれたり中に入った場合、火災・感電の原因となります。 ■ レーザ光をのぞき込ま
無線通信機能の取り扱いについて 警告 ■ 他の電子機器への干渉について(無線機能を使用する場合) 注意 ● 病院内や医療用電気機器のある場所での使用に際しては各医療機関の指示に従ってください。特に手術室、集中治療 室、冠状動脈疾患監視病室や特に医療機関側が本機の使用を禁止した区域では、本機の無線通信機能をOFFにするか 本製品の電源を切ってください。 電波により医療用電気機器に影響を及ぼすことがあります。 ● 心臓ペースメーカーの装着部位から22cm以上離してください。電波によりペースメーカーの作動に影響を及ぼすこ とがあります。 ● 満員電車の中など混雑した場所では、付近に心臓ペースメーカーを装着している方がいる可能性があるので、無線通信機能 をOFFにするか本製品の電源を切ってください。電波によりペースメーカーの作動に影響を与える場合があります。 ● 各航空会社では、航空機の飛行状態などに応じて、機内での無線機器、電子機器の使用を禁止しております。航空機 内では無線通信機能をOFFにしてください。電子機器に影響を与え、事故の原因となる恐れがあります。 注意 ■ 他の電子機器への干渉について(無線機能を
アルカリ乾電池について 危険 注意 ● 電池から漏れた液が目に入ったときは、すぐに次の処置を行ってください。 ・ 目をこすらずにすぐにきれいな水で洗い流す ・ ただちに医師の診療を受ける そのままにしておくと失明の原因となります。 警告 禁止 ● 電池は使いかたを誤ると、液もれによる周囲の汚損や、破裂による火災・けがの原因となります。次のことは必ずお 守りください。 ・ 分解、改造、傷つけない、ショートさせない ・ 加熱しない、火の中に投入しない ・ 新しい電池と古い電池を混ぜて使用しない ・ 種類の違う電池を混ぜて使用しない ・ アルカリ乾電池を充電しない ・ 電池を落下させない、強い衝撃を与えない ・ 保管、廃棄するときはテープなどで端子部を絶縁し、ショートさせない ● 極性(+と−の向き)に注意して正しくいれてください。 ● 間違ったタイプの電池を使用すると爆発の危険があります。 注意 注意 注意 ● 電池は使いかたを誤ると、液もれによる周囲の汚損や、破裂による火災・けがの原因となります。次のことは必ずお 守りください。 ・ 直射日光・高温・高湿の場所を避けて保管する ・ 長時間使用し
AC電源の使用について 警告 禁止 ● AC電源は使いかたを誤ると、火災・感電の原因となります。次のことは必ずお守りください。 ・ 表示された電源電圧以外では使用しない ・ タコ足配線はしない ・ 傷つけない、破損させない ・ 分解しない、改造しない ・ 電源コードに重いものをのせない、加熱しない ・ 電源コードを無理に曲げない、ねじらない、引っ張らない ・ 電源コード、ACアダプタの清掃には洗剤は使用しない ● 電源コードが傷んだまま(芯線の露出、断線など)使用すると火災、感電の原因となりますので、ただちに使用をやめ て購入先またはカシオテクノ・PAリペアセンターに修理をご依頼ください。 注意 注意 禁止 ● AC電源は使いかたを誤ると、火災・感電の原因となります。次のことは必ずお守りください。 ・ 必ず専用ACアダプタを使用する ・ ストーブなどの熱器具に近づけない ・ 電源プラグを抜くときは、電源コードを引っ張らない 必ずプラグを持って抜く ・ 濡れた手で電源プラグに触れない ・ 電源コードは必ずACアダプタに付属のものを使用する ACアダプタについて 注意 ● ケース表面が、ある程度の熱
使用上のご注意 本機は精密機器です。使いかたを誤ったり乱暴に扱うと、データが正常に保存できなくなっ たり故障することがあります。次の注意をよくお読みのうえ、正しくお取り扱いください。 ●電池が消耗した状態で使い続けないでください。 データが消えたり変化することがあります。電池が消耗したら、すぐに電池を交換してください。 ●消耗した電池を入れたまま、長時間放置しないでください。 電池が液漏れすることがあります。液漏れは本機の故障、破損の原因になることがあります。 ●各機種の使用温度の範囲内でご使用ください。 範囲外で使用すると故障の原因となります。 ●次のような場所での使用は避けてください。 本機の故障、破損の原因になります。 • • • • 静電気が発生しやすいところ 極端に高温または低温のところ 湿度の高いところ 急激な温度変化が起こるところ • ほこりの多いところ ●DT-970は防水性能を有しておりますが、次の点に十分ご注意の上ご使用ください。 • 多量の雨や水滴がついたときは、乾いた布などで十分に拭き取ってください。 • 雨中で長時間使用しないでください。 • 電池カバーやコネクタカバーを確実に閉
防水/防塵性能について DT-970シリーズは、防水/防塵性能を備えています。 • 防水性能:IEC規格で定めるIPX7等級 (常温で水道水、かつ静水の水深1mの所に30分間放 置)相当の性能を有します。 • 防塵性能:IEC規格で定めるIP6X等級相当の性能を有します。 IP (Ingress Protection) は、IEC (International Electrotechnical Commissionの 略)の60529に記載された電気製品の防滴・防塵のための基準です。IECは、国立電気工 学の委員会(IEC National Committees)をすべて含む標準化のための世界的な組織です。 ■ 重要 本製品の防水/防塵性能は、当社試験方法によるものです。また、本性能は出荷時 (お客様へ の到着時) のものであり、ご使用中のユーザー環境を含めて保証するものではありません。万 が一、ご使用中に浸水が発生しても保証の対象とはしておりませんので、雨中でのご使用等 に関しましては、他の電気製品同様に、十分ご注意ください。 ●使用上のご注意 • 電池カバーおよびUSBポートカバーと、その接触面に、ゴミ
はじめに • 本書の内容に関しては、将来仕様改良などにより予告なしに変更することがあります。 • 本書の使用による損害および不利益などにつきましては弊社では一切その責任を負いかねますの で、あらかじめご了承ください。 • 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一不審な点や誤りなど、お気付きの ことがありましたらご連絡ください。 • 本書では、本機のプログラミング方法、ダウンロード方法などは記載いたしておりませんので、 ダウンロードなどに関しては、別資料をご覧ください。 保証およびサービスについて • 保証書は製品に添付しておりますので、記載内容をご確認のうえ大切に保管してください。保証 書に 「品名」 「保証期間 (購入日) 「 」購入先名」 などの所定事項が記入されていないと無効となり、無 償修理などを受けることができません。もし記入されていないときはすぐにお買い上げの購入先 に申し出て記入してください。 • 万一故障した場合は機種名およびお買い上げ日と故障内容をお買い上げの購入先までご連絡くだ さい。 • 安心して機械をご使用いただけるように、購入時に 「保守契約」 を締結されることをお
付属品と別売品について 本体 DT-970M50 DT-970M51 付属品 本機をはじめてお使いになる前に、箱の中身を確認して ください。 ●アルカリ単三形乾電池 2本 ●コイン形リチウム電池 1個 ●ハンドストラップ 1本 ●取扱説明書 ●保証書 別売品 ●USBクレードル HA-N60IO ●LANクレードル HA-N62IO ●接触読みアタッチメント HA-N50BN5 ●USBケーブル(本体-PC接続用)HA-N81USBC ●USBケーブル(クレードル-PC接続用) DT-380USB-A ●ACアダプタ(LANクレードル用)AD-S42120C ●USBクレードル HA-E60IO ●ACアダプタ(HA-E60IO用)AD-S15050B ●クレードルアタッチメント(HA-E60IO用) HA-N64AT 12
各部の名称とはたらき 本体 (DT-970M50/M51) イラストはDT-970M51です インジケータ 画面 USBポート Rトリガーキー リセットスイッチ 赤外線通信ポート 給電端子 microSDカードスロット (電池格納部) キーの名称 BSキー 電源キー CLRキー センタートリガー キー Sキー カーソルキー (上/下/左/右) microSD カード スロット マルチファンク ション (R)キー テンキー マルチファンク ション (L)キー エンターキー ファンクションキー バーコード読み取り口 ブザー 電池カバー ロックスイッチ 電池カバー (バックアップ電池) Lトリガーキー 電池カバー(メイン電池) ストラップ ホール データ通信端子 13
各部の名称とはたらき 14 バーコード読み取り口 この窓からレーザー光が照射され、バーコードを読み取ります。 インジケータ 3色LED (赤、緑、青) 。動作状態・バーコードの読み取り確認を表示 します。 緑色点灯:バーコード読み取り正常。 表示点灯仕様はアプリケーションによって異なります。 画面 プログラム実行時などにその内容を表示する液晶ディスプレイです。 Lトリガーキー バーコード読み取り操作キーです。 Rトリガーキー バーコード読み取り操作キーです。 カーソルキー パソコンの上下左右キーと同等の働きをします。 キー CLRキー:入力をキャンセルするキーです。 電源キー: 電源をON/OFFするキーです。 BSキー:カーソルの左の文字を削除するキーです。 Sキー: 文字入力モードと数値入力モードの切り替えキーです。 LCD上に “S”が点灯しているときは文字入力モード、消灯し ているときは数値入力モードです ( “S” の表示がONに設定さ れている場合) “S” の表示/非表示は、アプリケーションで設定することが できます。 マルチファンクションキー(L/R) : 任意の
リセットスイッチ リセットするときに押します。 センタートリガーキー バーコード読み取り操作キーです。 USBポート 別売のUSBケーブル(HA-N81USBC)を接続します。 ブザー 操作した確認音などを発します。 電池カバー(バックアップ電 池) カバーを開けて、メモリバックアップ用のリチウム電池を装着しま す。 電池カバーロックスイッチ 主電池カバーがはずれないようにロックするスイッチです。 電池カバー(メイン電池) カバーを開けて、メイン電池を装着します。 ストラップホール ハンドストラップを取り付けます。 データ通信端子 クレードルとの通信に使います。 給電端子 クレードルからの給電に使います。 赤外線通信ポート 非接触型赤外線通信部です。もう1台のDT-970、USBクレードル (HA-E60IO)との通信に使用します。 15
各部の名称とはたらき LANクレードル(HA-N62IO)/USBクレードル(HA-N60IO) イラストはLANクレードル(HA-N62IO) です 左側面 上面 右側面 切替 スイッチ* 電源 スイッチ* データ通信端子 本体装着検知用 スイッチ 給電端子 背面 正面 DT-970固定用 フック LAN用ポート* ACアダプタジャック* LAN通信状態表示用LED* 電源表示用LED* LAN接続状態表示用LED* USBクライアント用 ポート USBホスト用ポート* *LANクレードル(HA-N62IO)のみ USBクレードル(HA-N60IO)はありません 使用上のご注意 • データ通信端子をときどき乾いた綿棒などで掃除してください。 汚れていたり埃が付着していると接続不良の原因となる場合があります。 16
USBクライアント用ポート USBケーブル(DT-380USB-A)を使ってパソコンへ接続し、システ ムデータ、ファイルデータの転送 (ダウンロード、アップロード) を行 います。PCに接続する前に、PC側に専用ドライバをインストールす る必要があります。 USBホスト用ポート 対応するUSB周辺機器との接続に使用します。 電源スイッチ 電源をON/OFFするスイッチです。 切替スイッチ USBとLANの切替えを行うスイッチです。 LAN:LAN A:USBホスト B:USBクライアント LAN接続状態表示用LED LANの接続状態を表示します。 消灯:LANケーブルが正しく接続されていません。 緑色点灯:LANケーブルが正しく接続されています。 LAN通信状態表示用LED LANの稼動状態を表示します。 消灯:通信していません。 緑色点滅:通信中です。 LAN用ポート LANケーブルを使ってパソコンやHUBへ接続し、システムデータ、 ファイルデータの転送(ダウンロード、アップロード)を行います。 DT-970に専用のドライバをインストールする必要があります。 ACアダプタジャック
電池の入れかた/外しかた 本機では2種類の電池を使います。 本機の動作に使用するメイン電池とメモリ保護に使用するバックアップ電池があります。 メイン電池には、アルカリ単三形乾電池または満充電にした単三形充電池 (eneloop) を使います。 充電池をご使用になる場合は、設定の変更が必要です(下記「メイン電池の設定のしかた」参照)。 バックアップ電池には、リチウム電池(CR2032)を使います。 画面に電池消耗を示すアイコンやメッセージが表示されたときは、すみやかに電池を交換して ください。 使用上のご注意 • メイン電池を外している間、バックアップ電池は消耗します。 メイン電池を外している時間が長いほど、バックアップ電池の消耗が激しくなります。 バックアップ電池の消耗を防ぐために、下記の運用をお願い致します。 ■ 電池交換時には、速やかに新品の乾電池または満充電にした充電池を装着してく ださい。 ■ 充電池(eneloop)を充電のため外す場合は、他の満充電にした充電池を装着して ください。 • メイン電池は動作用電源とバックアップ電源兼用、バックアップ電池はバックアッ プ電源となっていますので、両方の電
メイン電池の設定のしかた メイン電池は、乾電池または充電池を選ぶことができます。 工場出荷時は、「カンデンチ」に設定されています。 充電池(eneloop)をご使用になる場合には、設定変更が必要です。以下の順に選択してください。 ■電池設定画面 システムメニュー→カンキョウ→デンチセッテイ→デンチタイプ また、電池が交換された(電池が一旦外された等を含む)ことを本機が検出した場合、電池設定 画面が自動的に表示されます。 電池設定画面の自動表示を有効にするか否かは変更することができます。以下の順に選択し てください。 ■電池設定画面の自動表示 システムメニュー→カンキョウ→デンチセッテイ→セッテイモード メイン電池の入れかた 1 電池カバーロックスイッチを 「FREE」 の位置 に回転させ、電池カバーを取り外します。 ロック状態 2 3 フリー状態 極性(+−)に注意して電池を入れます。 電池カバーを元に戻し、電池カバーロックスイッチを「LOCK」の位置に戻します。 19
電池の入れかた/外しかた バックアップ電池の入れかた 1 2箇所のネジをゆるめ、切り欠きに指をかけ て電池カバーを外します。 ネジ(2箇所) 切り欠き 2 矢印の方向から極性 (+−) に注意して電池を 入れセットします。 3 電池カバーを元に戻し、2箇所のネジを締めます。 バックアップ電池の外しかた 1 図のようにボールペンなどの先の細いもので 電池を取り外します。 20
microSDカードの取り扱い 本機はmicroSDカードに対応しています。 microSDカードスロットは電池格納部の奥にありますので、取り付け・取り外しの際は、メ イン電池を取り出してから行ってください。 電池の取り付け・取り外しはP.
microSDカードの取り扱い 取り外し 1 電源がO F F になっていることを確認しま す。 電源が入っていたら、電源キーを押して必ず OFFにしてください。 2 電池を取り出しmicroSDカードカバーを開 けます。 3 図のように突起部分を指先にひっかけてカー ドを引き抜きます。 4 microSDカードカバーを閉じ、電池を取り 付けます。 使用上のご注意 • カードには表と裏があり、スロットへ挿入する方向も決まっています。間違った向 きに無理に挿入すると、コネクタやスロットを破損するおそれがあります。挿入す る際は、ご注意ください。 • カードへの書き込み、読み込み中は電源を切ったりカードを取り出したりしないで ください。カードや記憶データを破損するおそれがあります。 • カードを落として破損したり紛失したりしないようにご注意ください。 22
データ通信について 赤外線通信 赤外線通信は本体間の通信などでお使いになれます。 通信を行うときには、本機の赤外線通信ポートと他の機器の赤外線通信ポートが真っすぐに 向き合うようにしてください。 0(接触) ∼30cm(本体間の通信は最大20cm) 以内で通信できます。 使用上のご注意 • 本機の赤外線通信では、高感度の通信素子を使用しております。 • 通信を良好に行うために、通信中に本機の近くで電波を発生させる機器 (例えば、携 帯電話等)のご使用は避けてください。 • これらの機器をご使用になる場合は本機から距離を離して (携帯電話の場合は30cm 以上離して)ご使用ください。 23
データ通信について Bluetooth®通信 Bluetooth®通信は本体間の通信などでお使いになれます。 相手の機器と5m以内の距離 (障害物のない状態) で通信することができます。 使用上のご注意 良好な通信を行うために、次の点にご注意ください。 • 他のBluetooth®機器とは、見通し距離約3m以内で通信してください。周囲の環境 (障害物)によっては通信可能距離は短くなります。 • 他の機器 (電気製品/AV機器/OA機器/デジタルコードレス電話機/ファックスな ど) から2m以上離れて通信してください (特に電子レンジ使用時は影響を受けやすい ため、必ず3m以上離れてください)。近づいていると、他の機器の電源が入ってい るときには、正常に通信できなかったり、テレビやラジオの雑音や受信障害の原因 になったりすることがあります (UHFや衛星放送の特定のチャンネルではテレビ画面 が乱れることがあります)。 • 放送局や無線機などが近く、正常に通信できないときは、通信場所を変更してくだ さい。周囲の電波が強すぎると、正常に通信できないことがあります。 • ワイヤレスLANとの電波干渉について Bl
リセットのしかた 「リセット」はパソコンでの 「再起動」 に相当します。リセットを実行すると、入力中や編集中 などで、まだ保存していなかったデータや各種設定は消去されます。 誤操作や何らかの異常により、本機が正常に動作しなくなった場合は、リセット操作を行う 必要があります。 本機表面のリセットスイッチをシャープペンシル(芯を出さない状態)など先の細い棒のよう なもので押します。 リセット処理が開始されます。 ※ リセットボタンを押すものに、つまようじや鉛筆など、先端の折れやすいものを使わ ないでください。故障の原因になります。 25
警告ラベルについて イラストはDT-970M51です 貼付位置はモデルにより異なります • • • • 26 このラベルはJIS C 6802 に準じた、クラス2 レーザー製品の警告、注意ラベルです。 クラス2 レーザー光は瞬間露光ですが、ビーム光を直接のぞき込むことは、絶対に避けてください。 本書に規定された内容以外の手順による取り扱いは危険ですので絶対に行わないでください。 レーザー光は最大出力1mW 未満、波長650nm です。
DT-970の仕様 型式 : DT-970M50/M51 CPU : 32ビットCPU メモリ : RAM 8MB、フラッシュROM 32MB(ユーザー領域:約28MB) 表示 : 2.
DT-970の仕様 <外形寸法図> 54.0mm (表示部) 25.0mm 173.5mm (表示部) 26.9mm (グリップ部) 52.
USBクレードル(HA-N60IO)の電源の取り付けかたと接続 別売のUSBケーブル (DT-380USB-A) を使用してUSBクレードルとパソコンを接続すると パソコンから電源を取ることができます。 DT-970とデータ通信する前にUSBクレードルとUSBケーブルを接続してください。 各部の名称とはたらきはP.
USBクレードル (HA-N60IO) の電源の取り付けかたと接続 使用上のご注意 • 通信端子、給電端子は水などで濡らすと感電や発火の原因となり、また汚れている と接触が悪くなり給電、通信機能が低下します。安全のためUSBケーブルを抜いて から、通信端子、給電端子を乾いた布や綿棒などで拭いて清掃してください。 • クレードルの給電端子は絶対にショートさせないでください。 ショートさせると故障の原因となります。 • USBインターフェースでの通信中に振動や衝撃を与えないでください。 通信が切れる原因となります。 • DT-970を装着する際は、しっかりと装着してください。正しく装着されないと、 給電や通信が行えません。 • 使用しないポートには、必ずキャップを取り付けてください。キャップを外したま ま使用すると故障の原因となります。 • DT-970がクレードルに装着されている状態のままDT-970を持ち上げないでくだ さい。クレードルが不意に落下してけがや故障の原因となります。 USBクレードル (HA-N60IO) の仕様 1. USB仕様 規格 : USB Ver2.
USBクレードル(HA-E60IO)の電源の取り付けかたと接続 ご使用の前に別売のクレードルアタッチメント(HA-N64AT)を取り付けてください。 1 USBクレードルの電源スイッチがOFFであ ることを確認してから、背面にあるACアダ プタジャックへ別売のA C アダプタ(A D S15050B)を差し込みます。 2 電源コードをACアダプタに接続した後、電 源コードのプラグをコンセントに接続しま す。 3 USBケーブル(DT-380USB-A)をUSBク レードル背面にあるUSBポートへ接続し、 パソコンに接続します。 4 D T - 9 7 0 底面の赤外線インタフェースと USBクレードルの赤外線インタフェースを 合わせて装着します。 5 電源スイッチをONにします。 DT-970が正しく装着されるとUSBクレー ドル前面の電源表示用LEDが緑に点灯しま す。 使用上のご注意 • DT-970への電源供給はありません。 • クレードル(HA-E60IO)単体ではDT-970を装着することは出来ません。必ず別売 のクレードルアタッチメント(HA-N64AT)を取り付けてください
LANクレードル(HA-N62IO)の電源の取り付けかたと接続 LANクレードルの電源は、別売のACアダプタ(AD-S42120C)を使用してください。 DT-970とデータ通信する前に必ずLANクレードルとACアダプタを接続してください。 DT-970への電源はLANクレードルから供給されます。 1 LANクレードルの背面にあるACアダプタ ジャックへACアダプタを差し込みます。 2 電源コードをACアダプタに接続したあと、 電源コードのプラグをコンセントに接続し ます。 3 LANクレードルの左側面にある切り替えス イッチを使用するポートに合わせてセット します。 LAN用ポートを使用する場合はLAN側に、 U S B クライアントを使用する場合はB 側 に、U S B ホストを使用する場合はA 側に セットしてください。 32
4 使用する前にポートに付いているキャップ を取り外してください。 LANを使用するときは、LAN用ポートに LANケーブルを接続し、パソコンやHUBへ 接続します。 USBケーブル(DT-380USB-A)をLANク レードル背面にあるUSBクライアントへ接 続しパソコンに接続します。 USBホストは他のUSB周辺機器との接続に 使用します。 5 LANクレードルの右側面にある電源スイッ チをONにします。LANクレードル前面の電 源表示用LEDが赤色に点灯します。 6 DT-970底面の端子とLANクレードルの給 電端子を合わせるようにしてから押し込み (①)、L A N クレードルの固定用フックに DT-970の固定部(くぼみ)を合わせて装着 します(②)。 DT-970が正しく装着されると充電が開始 され、L A N クレードル前面の電源表示用 LEDが緑色に点灯します。 DT-970をLANクレードルから外すとき は、DT-970を前方に傾けて固定用フック から固定部 (くぼみ) を外してから引き抜いて ください。 33
LANクレードル (HA-N62IO) の電源の取り付けかたと接続 使用上のご注意 • LAN、USBクライアント、およびUSBホストのスイッチを切り替えるときは、必 ずDT-970をLANクレードルから外してください。 • 通信端子、給電端子は水などで濡らすと感電や発火の原因となり、また汚れている と接触が悪くなり給電、通信機能が低下します。安全のためACアダプタを抜いて から、通信端子、給電端子を乾いた布や綿棒などで拭いて清掃してください。 • LANクレードルの給電端子は絶対にショートさせないでください。 ショートさせると故障の原因となります。 • LAN、USBクライアント、およびUSBホストでの通信中に振動や衝撃を与えない でください。通信が切れる原因となります。 • DT-970を装着する際は、しっかりと装着し、LANクレードル前面の電源表示用 LEDが緑色に点灯していることを確認してください。 正しく装着されないと、給電や通信が行えません。 • LAN、USBクライアント、およびUSBホストを同時に使用することはできません。 • 使用しないポートには、必ずキャップを取り付けてください。キャップ
LANクレードル(HA-N62IO) の仕様 1. LAN仕様 通信方式 : IEEE 802.3準拠 メディアタイプ : 10base-T/100base-TX自動切換 2. USB仕様 規格 : USB Ver2.0 Full speed 伝送速度 :12Mbps(MAX) 3. 電源部 使用電源 : AD-S42120C 消費電流 : DC12V 0.3A 本体 (DT-970) 出力 : DC5V 0.5A(MAX) USBホスト出力 : DC5V 0.5A(MAX) 4. ACアダプタ仕様 規格名 : AD-S42120C 入力 : AC100-240V 50/60Hz 1.2A 出力 : DC12V 3.5A 5. 外形寸法・質量 外形寸法 :約94(幅) ×84 (奥行) ×107 (高さ)mm 質量 : 約280g 6.
レーザー発光幅調整方法について 本機は、レーザーの発光幅を切り替えることができます。この機能を使用しているとレーザー の発光幅にずれが生じることがあります。 その場合は、次の方法で調整してください。 1 “S”キーと“・”キーを押しながら電源をON しシステムメニューを起動します。 2 4:カンキョウ 4:バーコードセッテイ 4:フレカクドチョウセイ の順番でキーを押し、発光幅調整機能を起動 します。 3 トリガーキーを押してレーザーを発光させ発 起動画面 OBR キャリブレーション トリガキー ヲ オシテ クダサイ. トリガ:カイシ CLR:シュウリョウ 調整画面 OBR キャリブレーション 光幅調整用バーコードに光を合わせます。 ジッコウチュウ...... ※ レーザー光を両サイドにある細いバーに合 わせます。 (例) ブザーが鳴り、レーザー光が消えると発光 トリガ:テイシ 完了画面 OBR キャリブレーション 幅調整は完了です。 シュウリョウシマシタ カンリョウ トリガ:リトライ CLR:シュウリョウ 36
このページを等倍 (縮小しない)で印刷して、発光幅調整を行ってください。 ■発光幅調整用バーコード 37
修理に関する窓口 カシオ製品のアフターサービス業務は、カシオテクノ株式会社が担当いたします。 修理の相談窓口 ●修理依頼前の故障・修理・機能に関する ご質問に電話でお答えします。 修理品受付窓口 ●修理依頼後の返却予定日、修理料金、故障 内容などの問い合わせにつきましては下記 窓口にお問い合わせください。 情報機器コールセンター カシオPAリペアセンター 0570-022066 0570-011330 市内通話料金でご利用いただけます。 市内通話料金でご利用いただけます。 受付時間:月曜日∼土曜日 AM9:00 ∼ PM5:30 (日・祝日、年末年始、夏期休暇は 除く) 受付時間:月曜日∼金曜日 AM9:00 ∼ PM5:30 (土・日・祝日、年末年始、夏期休暇 は除く) 住 携帯電話・PHS・IP電話等をご利用の場合、048-233-7241に お掛けください。 所:〒405-0075 山梨県笛吹市一宮町東原911-3 携帯電話・PHS・IP電話等をご利用の場合、055-347-7211に お掛けください。 〒151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2 03-5334-4638