User manual - ソフトウェアマニュアル(2014年8月7日)

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バーコード読み取りを行っている最中の動作モード設定による誤動作を防止するために、オープン中
の動作モード設定を禁止します。また、動作モード設定時、OBR バッファ内にデータが残っていない
ようにして下さい。
設定パラメータ内にエラーを発見した場合、そのパラメータについては無効としますが、引き続きパラ
メータ設定の処理を行います。
(パラメータ内にエラーがあった場合、パラメータエラーを返します。)
2.8.12 文字/文字列の読み込み
1文字リード
OBR バッファの読み出しポインタが示す位置にある 1 文字を読み出します。
文字列リード
OBR バッファの内部管理が示す位置にあるデータから 1 ラベル(コード)分を読み出します。
2.8.13 その他の機能
OBRバッファの状態チェック
OBR バッファのデータ格納状態をチェックし、バッファ内の残りバイト数と残り段数を通知します。
OBRバッファのクリア
OBR バッファのクリアを行います。
読み取りブザー音テーブルの設定
ブザー音の音量が設定可能です。
トリガーキー立ち上げモード設定/読出し
トリガーキー押下によるシステムの立ち上げのモードを設定または読み出します。
以下にモードによる状態を示します。
モード OBR オープン状態 OBR クローズ状態
0
× ×
1
:立ち上げ可能
2
×
× :立ち上げ不可能
異常動作の検出
OBR の異常動作を検出した場合、レーザーの電源を OFF します。
制限事項
同時に複数のバーコードにレーザーを当てた場合は、どのバーコードが読み取れたかを知る事はできま
せん。