User manual - ソフトウェアマニュアル(2014年8月7日)
50
2.8.9 格納先バッファの切替え
バーコードデータの出力先をキーバッファに切替えることにより、読み取ったデータをキー入力と同等に
扱うことができます。
初期状態は、OBR バッファを設定しています。
・初期状態
キー押下 キーバッファ
バーコード
読み込み
OBR
バッファ
キー押下
バーコード
読み込み
キーバッファ
OBR
バッファ
・キーバッファに切り替え後・初期状態
キー押下 キーバッファ
バーコード
読み込み
OBR
バッファ
キー押下
バーコード
読み込み
キーバッファ
OBR
バッファ
・キーバッファに切り替え後
切替え時点で、切替え元バッファ内に残っているデータは以下のようになります。
バッファ 内容
OBR バッファ 保存します。
バッファ内のデータを使用しない場合は、切り替えを行ってから、OBR バッファのク
リアを指示して下さい。
キーバッファ 保存します。
2.8.10 読み取り動作の設定
(1)通常読み
1 度オープンするとクローズするまで、連続して読み取りが行えます。
複数段バッファを使用して先読みを行えます。
(他の段のバッファが取り込まれていない状態で、次の読み取りが可能です。)
(2)段数読み
オープン後は、指定された読み取り回数分の読み取りが行えます。
指定回数分の読み取りが終わると、クローズ後、再度オープンするまで読み取りは行えません。
2.8.11 動作モードの設定/参照
バーコード入力の動作モード設定/参照には、以下の項目があります。
• 読み取り可能コード設定
• 読み取り桁数の設定
• 読み取り方式の設定
• 読み取り動作設定
• 出力フォーマット設定
• 終了コード設定
• 読み取り完了時のブザー/LED/バイブレータ制御の設定
• 読み取りコード格納先の参照
注意事項