User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)

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21. 共通関数
21.1 機能
共通関数は、アプリケーションの実行／終了／各種設定を次の機能によりサポートします。
21.1.1 アプリケーションのロードと実行
DT-970 では ASTART.HTS に登録されたアプリケーションプログラムをロードして実行します。
A:¥AP.LOD : Aドライブに置かれたAP.LODを起動するAPSTART.HTSの例
起動されたアプリケーションプログラムは、dat_Apload関数を使って
別のプログラムをロードして実行する
ことができます。但し、呼び出し元のアプリケーションプログラムは dat_Apload関数がロードするアプリケ
ーションプログラムによっ
て上書きされるため、一般的な関数呼び出しのように制御が呼び出し元に戻る
ことはありません。
21.1.2 ABORT処理
本関数が CALL された場合、次の画面を表示し電源キー押下待ちになります。
User ABORT
User :XXXXXXXX
ERR :XXXXXXXX
KIND :XXXXXXXX
CODE :XXXXXXXX
ABORT 画面表示中は、次の状態になります。
• すべての通知モードは解除されます。
• 電源キー、RESET スイッチ以外は入力できません。
• 次回電源 ON 時は、レジューム OFF モードになります。
• すべてのファイルをクローズします。
• LCD 以外のすべてのデバイスの電源を OFF にします。
• 本画面表示中は、APO は行いません。
21.1.3 EXIT処理
次の手順によりユーザアプリケーションを停止させ、システムメニューを起動します。
• アプリケーションの関数結果を共通ワークエリアに待避します。
• すべてのファイルをクローズします。
• ユーザアプリケーションを終了させます。
• すべての通知モードを解除します。
• ファンクションキー等の状態をデフォルト状態に戻します。