User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)

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説明
受信、送信イベントをタイムアウトつきで待ちます。
この関数を使用することで、複数のソケットの送受信を 1 つのタスクで処理することができます。
fd_set構造体
にアクセスする場合は、下記のマクロを使用してください。
void FD_ZERO(fd_set *
fds
);
デスクリプタをクリアします。net_select
数を呼ぶ前に必ずこれでデスクリプタを初期化してくださ
い。
void FD_SET(int
sock
, fd_set *
fds
);
デスクリプタにソケット
sock
を登録します。異なる
sock
で繰り返し呼ぶことで、1 つのデスクリプタに複
数のソケットを登録することができます。
int FD_ISSET(int
sock
, fd_set *
fds
);
デスクリプタに
sock
が登録されているかチェックします。登録されていた場合は 0 以外の値を返しま
す。
void FD_COPY (fd_set *
src_fds
, fd_set *
dst_fds
);
デスクリプタを
src_fds
から
dst_fds
へコピーします。
void FD_CLR(int
sock
, ctfd_set *
fds
);
デスクリプタに登録されている
sock
を外します。
参照
timeval構造体、fd_set構造