User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)

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17.2.19 net_select
タイムアウト付きでイベントを待ちます。
int net_select (
int
n
,
fd_set *
readfds
,
fd_set *
writefds
,
fd_set *
exceptfds
,
struct timeval *
timeout
)
パラメータ
n
監視するデスクリプタ範囲を指定します。
監視する最大ソケット番号+1 を渡すと効率的です。無駄なループ処理が発生することになりますが、
ソケット番号を意識したくない場合は FD_SETSIZE を渡すことも可能です。
readfds
TCPUDP 受信または TCP 着信をチェックするソケットを指定します。
使用しない場合は 0 を指定してください。
writefds
TCPUDP 送信可能か否かをチェックするソケットを指定します。
使用しない場合は 0 を指定してください。
なお、UDP ソケットでは必ず送信可能を返します。
exceptfds
使用しません。0 を指定してください。
timeout
タイムアウト値を設定した timeval構造体を指定します。
戻り値
下記の値を返します。
正の値 :発生イベント数 r
0
:イベントなし。タイムアウト。
-1
:エラー (詳細は net_getsockerr関数で取得してください。)