User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)

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エラー値
IRERR_NOLSAP
詳細
回線上(空間)にコネクト可能なアプリケーションが無いときや IrDA プロトコルの実装が異なる(相手局
IrCOMM 層がない)ときに発生します。
IRERR_DISCONNECT エラーの要因として一緒に通知します。
Ir_Open 関数でのコネクト待ちタイムアウトの要因でもあります。
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
Ir_Open
オープンは行わずクロー
ズ状態
・相手局のプロトコル実装を確認して再実行して下さ
い。
エラー値
IRERR_LOCK
詳細
通信用のデバイスおよびリソースが既にロックされているときに発生します。
DT-970 では通信関数とシステム資源を共有していますので先に起動された方に資源を利用する。
権利があります。このエラーが発生したときは資源が開放されるまで待たなければなりません。
また、OBR との排他制御を行っていますので OBR 起動中にも当該エラーとなります。
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
Ir_Open
オープンは行わずクロ
ーズ状態
(9) デバイス、リソースが開放されてから再実行して下さ
・既に IrCOMM(赤外線ポート)がオープンしています。
クローズしてから再実行して下さい
エラー値
IRERR_DISCONNECT
詳細
コネクト手続き中またはコネクト後に相手局からの応答が無くなったとき、相手局からコネクト。
切断されたとき、レジューム ON 立上げを行ったときに発生します。
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
Ir_Open
オープンは行わずクロ
ーズ状態
・通信環境を確認して再実行して下さい。
Ir_Close
クローズ状態となりま
す。
(9) 相手局と通信不可能な環境にあるのでその原因を
取り除いて IrCOMM(赤外線ポート)のオープンを行
って下さい。
相手局から一定時間応答がない(回線が外れている)
場合が考えられます。
Ir_Read
Ir_Write
Ir_EROn
Ir_EROff
Ir_RSOn
Ir_RSOff
Ir_BreakOn
Ir_BreakOff
Ir_QueryTx
Ir_QueryRx
Ir_CheckCD
Ir_CheckDR
Ir_CheckCS
Ir_CheckCI
Ir_CheckBreak
Ir_Init