User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)
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15.2.18 Ir_Err_Get
エラー値を取得します。また取得後にエラー値をクリアします。
• エラー値のクリア
• エラー値の通知
UW Ir_Err_Get();
パラメータ
なし
戻り値
詳細は、解説を参照して下さい
解説
エラー発生要因
次のフォーマットでエラー値について示します。
エラー値 エラーコード名称
詳細
エラーの詳細
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
エラーの
発生する関数名
関数異常終了時の
IrCOMM オープン状態
IrDA 部の上位が行う発生したエラーに対しての事後処
理
エラー値
IRERR_NORESOURCE
詳細
IrDA 部内の資源不足により LASP(コネクトに必要な内部情報)が確保できないと発生します。
IRERR_DISCONNECT エラーの要因として一緒に通知します。
通常このエラーが発生することはありえないのでダンプ等を行い原因の調査をする必要があります。
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
Ir_Open
オープンは行わずクロー
ズ状態
・ダンプ等を行い、原因調査をする必要があります。
エラー値
IRERR_NODEVICE
詳細
回線上(空間)にコネクト可能なデバイスがないとき発生します。
IRERR_DISCONNECT エラーの要因として一緒に通知します。
Ir_Open 関数でのコネクト待ちタイムアウトの要因でもあります。
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
Ir_Open
オープンは行わずクロー
ズ状態
(9) クレードルの装着を所定の位置に正しく固定して再
実行して下さい。
・デバイス同士を 20cm 以内に接近させて再実行して下
さい。