User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)
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• 3Wire―raw
実データの送受信のみ行えます。信号線制御、通信エラーの通知(POF エラー)などの機能は持ち
ません。
• 3Wire
実データの送受信の他に RS232C の設定、通信エラーの通知(POF エラー)、ブレイク信号等の機
能を持ちます。
• 9Wire
3Wire と信号線制御の機能を持ちます。この Wire が指定されているとき各関数の信号線チェックが
有効となります。
• LPT
3Wire―raw と同等ですが IrLPT クラス名を持つプリンタにコネクトする場合はこの指定を行って下さ
い。
また 1 次局に指定する必要があります。
データ待ち時間は秒単位、待ちなし、無限待ちを指定することができます。
データ待ちには次の状態があり、各関数でのデータ待ちを行います。
• 送信バッファにデータの書き込みが行えないとき
• 受信バッファに読み込み可能なデータが無いとき
DR/CS/CD 待ち時間は秒単位、待ちなし、無限待ちを指定することができます。
信号待ちには次の状態があり、各関数での信号待ちを行います。Wire が 9Wire に指定されていると
き有効となります。
• DR 信号が OFF のとき
• CS 信号が OFF のとき
• CD 信号が ON のとき
• CD 信号が OFF のとき
RS
232C の通信設定を行うことができます。Wire が 3Wire または 9Wire に指定されているとき有効と
なります。
• 通信速度
• データ長
• ストップビット
• パリティビット
(20) 自局能力設定
自局能力を設定します。本機能は IrCOMM オープンに先立って使用する必要があります。
設定値は IrDA 規格書に記されている折衝フィールドパラメータです。
パラメータは以下に示す通りです。
• ボーレート
• 最大ターンアラウンドタイム
• フレームデータサイズ
• ウインドウサイズ
• BOF 数
• 最小ターンアラウンドタイム
• リンク開放時間