User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)
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(13) CD 検査
CD 信号の ON/OFF 状態をチェックし、通知します。信号の ON または OFF の指定を行います。
信号待ち時間が指定されているとき指定した信号状態でなければ信号待ちとなります。
信号待ちとなったとき LB エラー、タイムアウト、ブレイクイベントのチェックを行い、エラー時は直ちに異常
終了となります。
データ待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行
うことができます。
(14) DR 検査
DR 信号の ON/OFF 状態をチェックし、通知します。
信号待ち時間が指定されているとき信号の ON 待ちとなります。
信号待ちとなったのとき、LB エラー、タイムアウト、ブレイクイベントのチェックを行い、エラー時は直ちに異
常終了となります。
信号待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行
うことができます。
(15) CS 検査
CS 信号の ON/OFF 状態をチェックし、通知します。
信号待ち時間が指定されているとき信号の ON 待ちとなります。
信号待ち時、LB エラー、タイムアウト、ブレイクイベントのチェックを行い、エラー時は直ちに異常終了とな
ります。
信号待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行
うことができます。
(16) CI 検査
CI 信号の ON/OFF 状態をチェックし、通知します。
(17) BREAK 検査
ブレイク信号の受信状態をチェックし、通知します。このとき受信状態をクリアします。
尚、ブレイク受信となった場合、フレーミングエラーは発生しません。
(18) エラー値取得
エラー値を取得します。
各関数の異常終了の詳細となるエラー値を返します。このときエラー値をクリアします。
(19) 通信状態設定
IrDA 部の通信状態を設定します。本機能は IrCOMM オープンに先立って行う必要があります。
局は自局が 1 次局か 2 次局であるかを指定します。
• 1 次局
データリンクを 2 次局に指示します。自局が 1 次局であるときコネクトする相手局は 2 次局となりま
す。
• 2 次局
1 次局からデータリンクの指示を受けます。2 次局は 1 次局からのデータリンクの指示を受けることで
コネクトします。自局が 2 次局であるときコネクトする相手局は 1 次局となります。
Wire はエミュレートする結線タイプを指定します。結線タイプを Wire と呼び、Wire の指定により機能
が異なります。
指定する各 Wire の機能は次の通りです。