User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)
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14. HID通信制御
14.1 使用方法
HID インタフェースの使用方法に関して説明します。
使用方法としては、「HID の経路を選択」→「データ出力」となります。
14.1.1 HID経路
HID の経路は下記 3 つあり、接続する経路を選択することにより HID を使用可能にします。
(9) Bluetooth
(9) USB (クレードル接続)
(9) USB (ケーブル接続)
経路の選択方法
・ Bluetooth BT_SelectProfile(BT_PROFILE_HID) 関数を使用します。
・ USB USB_setClientmode(port , USB_CLIENT_HID) 関数を使用します。
port : USB_PORT_CRADLE (クレードル経由の場合)
: USB_PORT_CABLE (ケーブル接続の場合)
14.1.2 データ出力
・ Bluetooth BT_HID_Keycode(Send_Code) 関数を使用します。
・ USB c_dout(COM8, Send_Code, 8) 関数を使用します。
※ HID は COM8 に割り当てられます
(9) 出力するデータ形式
経路を選択後、Bluetooth または USB(COM8)を OPEN し、相手と接続した後で、HID 規格に従った形式
で出力してください。(8 キャラクタ単位で出力します)
例:「1」キーの入力
unsigned char Send_Code[] = { 0x00, 0x00, 0x1E, 0x00, 0x00, 0x00, 0x00, 0x00 };
例:「abcdef」キーの入力
unsigned char Send_Code[] = { 0x00, 0x00, 0x04, 0x05, 0x06, 0x07, 0x08, 0x09 };
例:キーが離された
unsigned char Send_Code[] = { 0x00, 0x00, 0x00, 0x00, 0x00, 0x00, 0x00, 0x00 };
14.1.3 スキャナおよびキー入力データのHIDへの出力方法
どちらの場合も、一旦、入力されたデータを APL で受け、上記出力形式に変換後、HID として、対象の経
路へ出力してください。