User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)
204
読み取り方法
バーコードの読み取り方法を、“単発読み”/“連続読み”から選択することができます。初期状態は“連続
読み(トリガーキーあり)”です。
読み取り方法 内容 読み取り終了条件
単発読み トリガーキーを押下すると読み取
り可能となり、読み取り完了後に
待機状態となります。
スキャン時間経過
読み取り完了
連続読み
(トリガーキーあり)
トリガーキーを押下している間、
常に読み取り可能状態となりま
す。
前コード読み取り完了後にスキャン時間経過
指定読み取り回数分の読み取り完了
トリガーキー離し
スキャン時間
トリガーキーを押下した後の読み取り可能時間を設定できます。
設定した時間を経過すると、自動的に読み取り待機状態となります。
1~9 秒まで設定することが可能です。
スキャン時間は、クローズ中(OBR_open実行前)に dat_system関
数を使用して設定します。
読み取り回数
連続読みの場合の読み取り可能回数を設定できます。
設定した回数分読み取りを完了すると、自動的に読み取り待機状態となります。
1~9 回まで設定することが可能です。
読み取り回数は、クローズ中(OBR_open実行前)に dat_system関
数を使用して設定します。
照合回数
読み取ったデータに対する信頼性を向上するための照合回数を設定できます。
照合回数をもとに内部で設定した回数の読み取りを行ない照合します。
1~9 回まで設定することが可能です。
照合回数は、クローズ中(OBR_open実
行前)に dat_system関数を使用して設定します。
チェックデジットの計算
チェックキャラ
クタと、コードごとの計算方式の結果を照合します。
コードごとにチェックデジット計算の有効/無効を設定することができます。
初期状態は“有効”です。
同一ラベルの二度読み防止
読み取り回数を 2 回以上に設定し、連続読みにて読み取りを行なっている場合、1 回の読み取り中(1 回
のトリガキー押下)に同一ラベルを連続して読むことはできません。
ブザー制御
1 コードごとの読み取り完了を、ブザー音によって通知することができます。
ブザー制御を無効にすることも可能です。
※ システム全体としてのブザーの音量は”動作環境メニュー”または、
dat_system関数によって設定する
ことができます。システム全体の音量がOFFになっている場合、ブザー音による通知を設定
してあって
も音はなりません。