User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)
200
13.2 OBR制御機能
レーザーを点灯し、バーコードの読み取りができる読み取り可能状態と、レーザーを消灯し、バーコードの
読み取りができない読み取り待機状態の切り替えを行ないます。
また、現在の状態を参照することができます。
開始処理は読み取りコードの設定を行なうことも可能です。読み取りコードの設定についての詳細は設定
を参照してください。
1 文字の読み込み
OBR_getc関
数を使用して、OBRバッファから 1 文字を読み出します。
文字列の読み込み
OBR_gets関数を使用して、OBRバッファから 1 ラベル(コード)の
文字列を読み出します。
OBR データバッファの状態チェック
OBR_stat関
数を使用して、OBRバッファ内の残りバイト数と残り段数を取得することができます。
OBR データバッファのクリア
OBR_flush関
数を使用して、OBRバッファのクリアを行ないます。
格納先バッファの切り替え
OBR_chgbuf関数を使用して、バーコードデータの格納先をOBRバ
ッファとキーバッファに切り替えること
ができます。
格納先をキーバッファに変更することで、読み取りデータをキー入力と同時に扱うことができます。
初期状態は、OBR バッファに設定しています。
※ OBR バッファとは、バーコードの読み取りデータを専用に格納するバッファで、バーコード 9 個分のサ
イズがあります。