User manual - デバイス制御ライブラリリファレンスマニュアル(2014年10月10日)

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12.5 バックライト制御
バックライトは F8(BL)キーで ON/OFF できます。バックライト ON 後、一定時間キー操作が行なわれない場
合は ABO(Auto Backlight Off)します。ABO でバックライトが消えた場合、次のキータッチでバックライトは
ON します。
再度、F8(BL)キーの押下でバックライト OFF モードに移行します。
バックライト ON/OFF の状態遷移を以下に示します。
バックライトONモード バックライトOFFモード
ON状態
OFF状態
OFF状態
BL押下
BL押下
キー押下
ABO発生
12.6 多点押し処理
DT-970 ではキーを OBR キーと通常キーとに分けています。
OBR キーとは、バーコード読み込みを開始するキーコードが設定されているキーのことです。
(トリガーキーRLC、マルチファンクションキーRL に設定可能です。)
通常キーとはアスキーコードおよびコントラスト調整等が設定されているキーで OBR キー以外のことを指し
ます。
OBR 登録キーが押された場合は、優先して実行されます。(OBR がオープン中の場合)
同時押し処理
OBR キー同士の同時押し
バーコード読み込みが開始されます。ただし、OBRオープン中のみで、OBR が未オープン時は無視さ
れます。
通常キー同士の同時押し
どちらか一方が離された時点で確定します。(ロールオーバー機能)
OBR キーと通常キーの同時押し
OBR キーが優先されバーコード読み込みが開始されます。ただし、OBR が未オープンの場合は、
OBR キーは無視され通常キーが入力されます。
同時押し時の入力キー
押下キー 動作 備考
OBR キーと OBR キー バーコード読み込み開始
OBR キーと通常キー バーコード読み込み開始
通常キーと通常キー 未確定 どちらか一方を離した時点で確定
通常キーと無効キー 通常キー確定
無効キーと無効キー 無視
無効キー:OBR キーであっても OBR が未オープン状態の場合