User manual - アプリケーション開発ガイド(2014年10月10日)
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No
説明
① エディタで、C ソース、C ヘッダを作成します。
② 文字列表記を 16 進数に変換します。(KJ_CNVRT)
本処理を実施しない場合には、C コンパイラのエンコードオプションで、対象ファイルのエンコ
ードを正しく指定する必要かあります。
③ Cソースに対して、C ヘッダ(ユーザ作成、及び、SDK 提供)を適応し、オブジェクトを生成しま
す。(ccrx)
コンパイラには、各種オプション指定があります。
④ 複数のオブジェクトから、ロードモジュール、もしくは、ライブラリを作成します。(rlink)
ロードモジュールを作成する場合は、参照するライブラリ(ユーザ作成、及び、SDK 提供)を指
定します。
リンケージエディタには、各種オプションがあります。
⑤ LMWIN-FLINK ダウンロード形式への変換(APCNVY)
⑥ LMWIN-FLINK でアプリ転送
⑦ DT-970 で動作確認
6.3. RX Cコンパイラ環境
DT-970 搭載 CPU 用の「RENESAS C コンパイラ」は、「DT-970 基本開発環境」に含まれています。
「DT-970基本開発環境」を標準設定でインストールすると、下記フォルダに各種ファイルがインストールさ
れます。
32 ビット OS: C:¥Program Files¥Windows CE Tools¥wce500¥DT-970
64 ビット OS: C:¥Program Files (x86)¥Windows CE Tools¥wce500¥DT-970
フォルダ モジュール 内容
bin ccrx.exe
C コンパイラ
rlink.exe
リンケージエディタ
include *.h
C ヘッダファイル (*1)
lib *.lib
C ライブラリ (*1)
*1...RENESAS C コンパイラで提供する C 標準関数に関するものです。
アプリケーションのビルドには、後述の「DT-970 SDK C ヘッダ/ライブラリ」も必要となります。