User manual - アプリケーション移行ガイド(2014年10月10日)
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1.3. 全体の流れ
*1…詳細は「2.通信処理の移行」参照
*2…仕様差異があるので、マニュアルを確認の上、ソース修正が必要
*3…移行ツールで自動置換が可能。ソース置換せず後述⑤-1)での対処も可能
*4…移行ツールで自動置換が可能。
*5…詳細は「アプリケーション開発ガイド」を参照。
*6…[-D DT930_CONVERT]を指定。
③FLINK 通信手段の確認
FLINK を利用した通信に関して、IrDA 以外の通信手段とするかを判断
[判断基準] 利用クレードル/通信速度/接続台数等(*1)
②利用関数変更
1) カシオ提供 SDK マルチドロップ/DT500 プロトコル
→ FLINK プロトコル(*1)
2) カシオ提供 SDK TEC IrDA プリンタライブラリ
→ モバイルプリンタ制御ライブラリ(*2)
3) カシオ提供 SDK シリアル通信制御/送受信切替ライブラリ
→ IrDA 制御(*2)
4) システムコール イベント操作
→ DT-930 互換関数(*3)
利用無
利用有
⑤アプリケーションのビルド
GUI 開発環境(*5)を利用する場合、GUI 開発環境にアプリケーションソースを登録
Cコンパイラのオプション指定を行うことで以下が対処されます
1) システムコール イベント操作 [②未実施時。要コンパイラオプション(*6)]
2) SH1/RX621 の CPU インプリメント互換性
①関数互換性の確認
移行ツール(後述)を利用して、互換性の無い、以下の利用があるか確認
1) カシオ提供 SDK マルチドロップ/DT500 プロトコル
2) カシオ提供 SDK TEC IrDA プリンタライブラリ
3) カシオ提供 SDK シリアル通信制御/送受信切替ライブラリ
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)
シス
テ
ムコール
イ
ベン
ト操作
④通信手段変更
1) 各関数 cu_xxxx()第一引数 COM0 [IrDA 通信手段]
→ COM0 を各通信手段指定値に変更(*4)
→ LAN は接続相手指定処理を追加(*1)
変更無
USB/LAN に変更