User manual - アプリケーション移行ガイド(2014年10月10日)

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3. 移行ツール
3.1. 機能
1) 置換関数の検出/置換
1-1 No.6「システムコール イベント操作」flg_sts, clr_flg, wai_flg 記述がソース上に存在する
か否かをレポート出力します。
また、これらの関数を DT-930 互換用関数への置換も可能です。
※レポート出力と置換はそれぞれ個別に指定が可能です。
2) 警告関数の検出
1-1 No.2「マルチドロップ/DT500 プロトコル」、及び、No.7「システムコール マニュアル未記
載」の記述がソース上に存在するか否かをレポート出力します。
3) 置換ラベルの検出/置換
FLINK での通信手段を IrDA から変更時の対象ラベル COM0 が存在するか否かをレポート出力し
ます。
また、COM0 を他通信手段の定義値[ 2-3]への置換も可能です。
※レポート出力と置換はそれぞれ個別に指定が可能です。
4) 検出/置換を実施した関数/ラベルのサマリー表示
処理対象ファイル全体で、上記 1) 2) 3)処理対象の検出数を、関数毎に画面します。
5) 検出/置換を実施した関数/ラベルのレポート出力
処理対象ファイル毎に、上記 1) 2) 3)処理対象が、ソース上の何行目に存在しているかを、ファイ
ルに対してレポート出力します。
6) 各種定義のカスタマイズ
置換関数、警告関数、置換ラベル、ソースコードページ等の各種定義は、所定のフォーマットに従
い、定義内容の追加/編集が可能です。
7) 動作言語環境
動作する Windows OS の言語環境によって、[日本語表記][英語表記]の何れかの表示を行いま
す。(日本語環境の場合は日本語表記、それ以外の言語は英語表記となります)