User manual - アプリケーション移行ガイド(2014年10月10日)
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4) ベーシック IO ボックス[DT-960IO]利用
PC に対して、ベーシック IO ボックスを最大 8 台連鎖接続して通信する形態で、マルチドロップで利用
可能でした。
マルチドロップを利用することで、PC 側から DT-930 端末 ID を識別し、任意の DT-930 毎にファイル
転送を行うことができました。
DT-970 では、本ベーシック IO ボックスを利用することはできません。
DT-970 では、USB ケーブルで直結、及び、USB クレードル、LAN クレードル等で接続する構成が可
能となります。(各構成で、PC に対しての DT-970 接続台数/通信手段/通信速度は異なります)
DT-970 では、マルチドロップは利用できないため FLINK へのソース改編が必要です。端末 ID を識
別したファイル転送を行う必要がある場合は、LAN クレードルを利用した LAN 通信手段とすることで、
同様な機能を実現することは可能です。(詳細は後述)
[図 2-4]
RS232C
ベーシック IO ボックス
[DT-960IO]
IrDA
ベーシック IO ボックス
[DT-960IO]
IrDA
ベーシック IO ボックス
[DT-960IO]
IrDA
RS485
RS485