User manual - 拡張機能ライブラリリファレンスマニュアル(2014年8月7日)

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2.2.3. 通信のオープン・クローズ
オープン (prn_BTinf_open)
Bluetooth 続処理の中で、BT_Start BT_Open に時間がかかるため、関数の構成としてこれら 2
の関数は、分けて実行できるようにしています。オープン関数の中には、BT_Open が含まれています。
従って、オープン関数を呼ぶ前には、必ず BT_Start(最短 1.5 秒)を呼ぶ必要があります。
オープン関数の中では、次の処理を行なっています
通信する Bluetooth 機器の情報をファイルから取得 (BT_LoadDevInfo)
通信する Bluetooth 機器を選択 (BT_SelectDev)
Bluetooth 機器との接続 (BT_Open3 )
クローズ (prn_BTinf_close)
オープン処理で BT_Start BT_Open を分離しているので、クローズ処理もそれに対応して、BT_Close
BT_Stop を分離しています。完全に終了させるためには、クローズ後に BT_Stop を呼んでください。
クローズ関数の中では、次の処理を行なっています。
Bluetooth 機器との切断 (BT_Close)
2.2.4. 通信の送信・受信
送受信処理では、プリンタにデータ送信後はステータスの要求と受信を行いプリンタの状態監視を行ない
ます。
データ送信 (prn_BTinf_send)
指定された送信データをプリンタに送ります
送信関数の中では、次の処理を行なっています。
指定文字数分のデータを送信 (BT_Write)
ステータス受信 (prn_BTinf_recvSts)
STX で始まる文字列を指定文字数分(STX を含む)受信します
受信関数の中では、次の処理を行なっています。
指定文字数分のデータを受信 (BT_Read)
受信タイムアウトをチェック