User manual - 拡張機能ライブラリリファレンスマニュアル(2014年8月7日)

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fnam_area
受信ファイル名の配列を指定します。配列の最後は NULL を設定してください。
例) A:¥SEND¥AAA.DAT
ファイル名にはワイルドカード(*,?)を指定することが可能です。
dir
受信先ディレクトリ名を指定します。
受信先に指定のディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成します。
例) B:¥RECV¥
protect
強制書き込みを行うかどうかを指定します。
強制上書き(CU_PROTECT_INVALID)を指定すると、受信先に同一ファイルが書込み禁止モード
で存在した場合、属性変更して上書きを行います。強制上書きしない(CU_PROTECT_VALID)を指
定した場合はエラーとなります。
CU_PROTECT_VALID
:強制書き込みしない
CU_PROTECT_INVALID
:強制書き込みする
r_file
受信ファイル名の配列(
fnam_area
)に対し、受信の完了した配列の数を格納するポインタを指定し
ます。
phase
異常終了による途中中断時のフェーズを格納するバッファへのポインタを指定します。
0
:受信前(オープン処理)
1
:受信中
2
:受信後(クローズ処理)
戻り値
下記の値を返します
E_OK
:正常終了
E_NG
:通信エラー
詳細は cu_readErrStat 関数で確認してください。
E_PRM
:パラメータエラー
説明
FLINK プロトコルを使用し、主局(ホスト PC)から従局(DT-970)へのファイル転送を行います。
本関数は、デバイス制御ライブラリの cu_opencu_fileRecvcu_close までを一括して行う関数です。
fnam_area
で指定した配列の数だけ cu_fileRecv を実行します。
各パラメータの詳細は、「デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアル」を参照してください。
本関数を実行する場合、LMWIN はサーバモードの状態にしてください。