User manual - 拡張機能ライブラリリファレンスマニュアル(2014年8月7日)
Table Of Contents
- 変更履歴
- 目次
- 1. アプリケーション支援ライブラリ
- 1.1. 概要
- 1.2. 日付チェック関数
- 1.3. ブロックチェック関数群
- 1.4. 入力関数群
- 1.5. 通信関数群
- 1.5.1. 関数一覧
- 1.5.2. ht_FLNKsend
- 1.5.3. ht_FLNKrecv
- 1.5.4. Ir_c_open
- 1.5.5. Ir_c_close
- 1.5.6. Ir_c_status
- 1.5.7. Ir_c_hold
- 1.5.8. Ir_c_chkopen
- 1.5.9. Ir_c_dout
- 1.5.10. Ir_c_din
- 1.5.11. Ir_c_tmdin
- 1.5.12. Ir_c_out
- 1.5.13. Ir_c_break
- 1.5.14. Ir_c_txrx
- 1.5.15. Ir_c_iobox
- 1.5.16. Ir_c_irout
- 1.5.17. Ir_c_timer
- 1.5.18. Ir_c_rs
- 1.5.19. Ir_c_er
- 1.5.20. Ir_c_errs
- 1.5.21. Ir_c_flush
- 1.5.22. Ir_c_bfsts
- 1.5.23. Ir_c_errbfring
- 1.5.24. Ir_c_rderrsts
- 1.5.25. Ir_c_chghdr
- 1.6. ファイル制御関数群
- 1.7. サービス関数群
- 2. Bluetoothプリンタライブラリ
- 3. TEC IrDAプリンタライブラリ
- 4. モバイルプリンタ制御ライブラリ
- 5. 高速ファイルサーチライブラリ
- 6. 付録
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fnam_area
送信ファイル名の配列を指定します。配列の最後は NULL をセットしてください。
例) “A:¥SEND¥AAA.DAT”
ファイル名にはワイルドカード(*,?)を指定することが可能です。
dir
送信先ディレクトリ名を指定します。
送信先に指定のディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成します。
例) “B:¥RECV¥”
protect
強制上書きを行うかどうかを指定します。
強制上書き(CU_PROTECT_INVALID)を指定すると、受信側に同一ファイルが書込み禁止モード
で存在した場合、属性変更して上書きを行います。強制上書きしない(CU_PROTECT_VALID)を指
定した場合はエラーとなります。
CU_PROTECT_VALID
:強制上書きしない
CU_PROTECT_INVALID
:強制上書きする
s_file
送信ファイル名の配列(
fnam_area
)に対し、送信の完了した配列の数を格納するポインタを指定し
ます。
phase
異常終了による途中中断時のフェーズを格納するバッファへのポインタを指定します。
0
:送信前(オープン処理)
1
:送信中
2
:送信後(クローズ処理)
戻り値
下記の値を返します。
E_OK
:正常終了
E_NG
:通信エラー
詳細はデバイス制御ライブラリの cu_readErrStat 関数を確認してください。
E_PRM
:パラメータエラー
説明
FLINK プロトコルを使用し、従局(DT-970)から主局(ホスト PC)へのファイル転送を行います。
本関数は、デバイス制御ライブラリの cu_open、cu_fileSend、cu_close までを一括して行う関数です。
fnam_area
で指定した配列の数だけ cu_fileSend を実行します。
各パラメータの詳細は、「デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアル」を参照してください。
本関数を実行する場合、LMWIN はサーバモードの状態にしてください。