User manual - LAN IOボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)

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10.2.動作時の状態表示
IOBOXの内部状態遷移を表示します。異常が発生した場合は表示が止まり、その表示内容により
現在の状態を把握してその対処ができるようにします。
10.2.1. 表示内容
イーサネット部とIrDA部の内部状態遷移を表示します。
IrDA側
初期状態
Open Write Read Close
初期状態 A b C c d
OPEN 要求後 E F H h
SYN
送信後
L o P U
アイドル
送受信要求後 E. F. H. h. j.
FIN 送信後 L. o. P. U. u.
Close
要求後
0 1 2 3
※)矢印線は、通常動作時の表示の遷移です。
10.2.2.表示コードによる考察と対処
初期化が終了して定常状態になっている時は’d’になります。
A:初期化終了でメインループに入る前に表示。
ホストの電源が入ってない−−電源を入れる
ホスト間の線が外れている−−線を繋ぐ
ホストから要求が来ない −−待つ
b:イーサネット部がホストとリンクしてないのに側がOpenを発行。
プログラムシーケンス異常−−リセット、調査
C:イーサネット部がホストとリンクしてないのにIrDA側がWriteを発行。
プログラムシーケンス異常−−リセット、調査