User manual - LAN IOボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
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7.サテライト連鎖接続時の通信動作
サテライトIOBOX連鎖接続時には、連鎖接続されているIOBOX上のHTの内、同時に1台のみ通信
を行なうことが出来ます。従って1つのHTの通信が完了してコネクションをクローズし次第順次通信を行
ないます。
1.あるIOBOXと通信中
2.通信中に他のIOBOX上に通信可能な状態のHTが置かれる
3.最初の通信が終わり次第、局発見を行ない、新たにHTの置かれたIOBOXのどちらかが通信を開始
サテライトIOBOXおよびHTはID番号を必要としません。IrDA手順によりマスタIOBOXと
HTがネゴシエーションを行ない、動的にIDを割り振ります。
通信順序はIrDA手順内の確率で決定されます。
通信中にHTを取り外すと、HTおよびIOBOXで直ちに通信エラーとなります。通信中の置き換えも
同様です。
ただし、通信をしていないとき(通信待機中)はエラーとなりません。
マスタ
サテライト サテライト サテライト サテライト
ホスト
HT
マスタ
サテライト サテライト サテライト サテライト
ホスト
HT HT HT
マスタ
サテライト サテライト サテライト サテライト
ホスト
HT HT HT