User manual - LAN IOボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)

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6.3.IrDA を使用した一時IPデータによる接続
IrDA ライブラリ関数を使ってプログラムを作成して一時IPデータによる接続を行ないます。
6.3.1. 動
(1) 運用モードで起動すると、IOBOXはHTとIrDAで接続を行い、HTからの指示待ちになります。
この時にHTから接続コマンドを発行することで、一時設定IPデータを使ってホストと接続します。
6.3.2.送信データフォーマット
・接続コマンドフォーマット
+0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 +11 +12 +13 +14 +15 +xx
01
h
'X
'
00
h
データ
00
h
01
h
'1
'
xx
h
xx
h
xx
h
80
h
コマン
ド長
'
'
IPデータ
チェックサム
・xxh はIPデータ部のコマンド長によります。
・データ長はデータ長の次からチェックサムの直前までのバイト数です。ワードで設定します。
・コマンド長はIPデータ部の長さです。ワードで設定します。
・チェックサムは、全データをバイト加算して0となる値です。ワードで設定します。
・接続コマンド応答フォーマット
+0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 +11 +12 +13 +14 +15 +16
00
h
'X
'
00
h
データ長
(0Bh,00
h)
00
h
01
h
'1
'
'I
'
'O
'
'E
'
コー
ド
コマンド長
(01h,00
h)
'
'
コー
ド
チェックサム
・データ長はデータ長の次からチェックサムの直前までのバイト数です。ワードで設定されます。
0Bh,00h(固定)が設定されます。
・コマンド長には結果コードの長さ 01h,00h(固定)が設定されます。
・チェックサムは、全データをバイト加算して0となる値です。ワードで設定されます。
・結果コードには以下の内容が設定されます。
0x00:接続成功
0X01:パラメータエラー
0X02:接続失敗